

掲載日:2011年12月01日 試乗インプレ・レビュー
HI/LO ソレノイド駆動による切替え式プロジェクターヘッドライトを採用。左右同時に点灯するタイプ。リアにはLEDテールライトを採用する。
新開発の水冷4ストローク DOHC4バルブ並列2気筒 1199cc エンジンは、7,250rpmで110psを発揮。フレームは高張力鋼管を使用したバックボーンタイプ。
マフラーはマスの集中化を図った縦長楕円ショートタイプで操安性を向上。2段膨張式の2 into 1のエキゾーストパイプ集合部に貴金属をコーティングしたハニカム触媒を配置し環境性能を高めている。
フロントブレーキは310mmダブルディスクを採用。電子制御式の前後連動(UBS)装備のABSが組み込まれている。倒立フォークはフルアジャスタブルタイプ。
シャフトドライブを採用し、過酷な走行環境下での信頼性とローメンテナンス性を確保しながら、バネ下重量低減と低騒音性に貢献。リアブレーキは282mmシングルディスク。
ロングランでの航続距離を稼ぐ、大容量23リットルの燃料タンクを採用。タンクレールを低い位置に配しエアクリーナーやシリンダーの後方に配置し、マスを集中化することでガス残量変化によるハンドリングへの影響を最小限に抑えている。
ロングランでの快適性と足つき性を兼ね備えた前後分割タイプのシートを採用。ライダー側は870mm/845mmの2段階に高さ調整が可能。写真はローに設定した状態。
樹脂製キャリアは3ウェイで活用できる。写真の“標準”のほか、別売のトップケースをアタッチメント不要で装着可能な“トップケース装着”、シートを外してフルフラットな積載スペースを確保する“荷台フラット”など多様なユーティリティに対応。
右手スイッチボックスに『YAMAHA D-MODE』切り替えボタンを設置。エンジン性能と鋭いレスポンスを引きだす“Sモード”、扱いやすさ優先の穏やかなパワー特性となる“Tモード”を好みや走行状況に応じ使い分けられる。
左側にアナログ式タコメーター、右側に速度や距離、時間、走行モード、トラクションコントロールの段階などを表示する多機能ディスプレイをレイアウト。トラコンレベルは下のボタンで設定。
ステップバーには中空ラバーを採用。着座姿勢時の快適性を確保しつつスタンディング時にはラバーがつぶれてフットレストの金属部と噛みやすいオン/オフに対応した設計になっている。
ショートホイールベースの確保とマス集中化を図るためサイドラジエターを採用。導風口から積極的に走行風を取り入れることで優れた冷却効果を発揮する。ラジエターの熱を受けにくい配置なのでライダーも快適だ。
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