
掲載日:2009年08月17日 こちらメーカー広報部! › 本田技研工業
本田宗一郎が作り出した「オートバイ」は世界のホンダへと成長しました。その本田技研工業で広報として働く田中さんにお話を伺ってきました。第一回目は「バイクに乗り始めたキッカケ」です。
二輪広報に配属されて
バイクの楽しさを知ってしまった!
バイクに乗り始めたのは、二輪広報に配属されてからなんです。それまでは全くといっていいほど興味がありませんでした。バイクについて何も分からないのでどうしようと思っていたところ、連れて行かれたのが2006年に発売したCBR1000RRの試乗会だったんです。バイクに一度も触ったことがないので戸惑っていたら、先輩から「とりあえず、田中は初めてなのだから無理をしないで見ていろ」と言われました。私以外のスタッフがバイクを操っているのを見て、その姿はかっこよく、乗れない自分に悔しくなってしまって。免許を持っていないばかりに扱うこともできないなんてどういうことだ! と思い、次の休日には受講料を持ってレインボー埼玉へ行き、講習を受けていました。先輩に話したら「あせらなくても良いんだぞ」と止められましたけど(笑)。二輪広報に入って3週間目ぐらいのことでしたしね。インストラクターの皆さんにも色々ご迷惑をおかけしながら大型免許も取りました。初めは教習場に通っていることを親には言っていなかったんです。しかし、ある日この話をしたんですが、特に驚いた様子ではなかったんです。二輪広報に配属になったことで、どこかで覚悟していたのかもしれません。今はCB400SF(Hyper VTEC III)最後のキャブ車に乗っているのですが、それで実家へ帰ったときは、すごく驚いていました(笑)。
今ではツーリングも行きますよ。研究所の方に誘っていただくことが多く、初めてのツーリングはFORZAの開発チームの方にがっちりガードされながら走りに行きました。何もかもが初めてで、緊張し、とても疲れてしまいましたが、周りにいた人たちも初心者の私と走ることで相当疲れたと思います。でも、最初のツーリングがFORZAの開発チームで本当に良かったと思います。安全で、皆さん優しくて。最近ではCBR系の開発チームと一緒に下道メインの片道500kmツーリングに行きました。開発チームとツーリングに行くことで、勉強になります。もっと練習をしてくてはならないと改めて実感します。開発チームとツーリングに行けるなんて有難いことだと思っていますし、このような機会があればまた参加したいと思っています。二輪広報に配属になってから、世界観が変わり自分にとって良い経験になっています。入社当時は全く興味がなかったバイクですが、今は大好きです。二輪広報に配属されなければバイクに乗らなかったかもしれませんし、クルマにはない楽しさを知ることが出来てよかったと思っています。
*次回は、田中さんがなぜ本田技研工業で働いているのか? をお送りします。
クルマにはない楽しさを知ることが出来たという田中さん。
多くの教習所で使用され、卒業後も引き続き乗る人が多い安心感も魅力もあるネイキッドモデル。同クラスでは定番にして、一番人気のある車両。SPEC IIIは2007年まで製造された最後のキャブレター車。
■全長 = 2,040mm
■全幅 = 725mm
■全高 = 1,070mm
■シート高 = 755mm
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