こちらメーカー広報部!

【vol.2】ホンダ:何故、本田技研工業で働こうと思ったのか

掲載日:2009年09月17日 こちらメーカー広報部!本田技研工業    

本田宗一郎が作り出した「オートバイ」は世界のホンダへと成長しました。その本田技研工業で広報として働く田中さんにお話を伺ってきました。第二回目は「何故、本田技研工業で働こうと思ったのか」です。

実は、小さな頃から
クルマが大好きだったんです。

ホンダは二輪車から始まった会社ですが、入社した当初、二輪車のことは頭の片隅にもありませんでした。小さなのころからクルマが大好きだったんです。F1やIndyも見に行っていました。アイルトン・セナがF1で走っている時代が本当に好きだったんです。幼少の頃、海外に住んでいたときのことですが、その地域では15歳になると仮免許を取得することができ、助手席に免許を3年以上持っている人がいれば公道を走ることができるんです。16歳になって本免許を取得し、シビックで学校に通っていました。学校帰りにもそのままクルマで出かけて街中を走るんですけど、それだけでもすごく楽しくて。その頃から「ホンダで働きたいなぁ」と思っていました。ですから、就職活動でホンダを受けました。希望はコマーシャル系の仕事だったんです。「私はコマーシャルの仕事をしたい」と広報部を志望し、面接を受けてきたのです。他社では広報と宣伝が一緒の部署もあるでしょうが、ホンダではそれぞれ別の部署が担当することから分かれているんです。配属発表のときに、二輪って言われて、「何故!?」って正直思いました。私はずっと四輪車関係の仕事を希望していたので。それからです、前回お話したように免許を持っていないばかりにバイクに触れさせてもらえない悔しさから、家族にも会社の人にも内緒で教習所に通いました。今は、私にとって足つき性の良いCB400SF(Hyper VTEC III)に乗っていますが、いずれはその他のCBR1000RRなども上手に乗りこなせるよう上達したいです。最近ではVTRが新しくなって発売されてから、色々な方にVTRの方がより私に合っていると言われることもあります。確かにVTRは軽量・コンパクトで取り回しやすさが特長なので、ステップアップには良いモデルなのかもしれませんが、初めて購入したCB400SFをこれからも乗り続けていきたいですね。立ちゴケすることもありますが、最近ではクラッチレバーなど自分で交換し、メンテナンスもできるようになりました。これも、バイクを知るよい勉強になっています。

今は、二輪広報で仕事をさせてもらっていますが、ホンダでは部署を移動することは珍しくありません。例えば、二輪広報から四輪関連の部署へ移動してもバイクには乗ります。二輪車の免許取得での色々な想いと経験はもちろん、二輪は私の毎日の生活で大半を占めています。今では、二輪広報に配属になり、良かったと思いますし、クルマよりもさらにバイクの魅力を感じています。

 

*次回は、田中さんのお仕事七つ道具を紹介します。

プレスリリースなど先輩の高山さんと打ち合わせしながら作成していきます。イベントは直接ユーザーの方とお話ができる貴重な仕事です。

田中佐奈恵(たなかさなえ)

プロフィール情報
田中佐奈恵(たなかさなえ)

幼少期をアメリカで過ごす。帰国し、大学卒業後、2005年本田技研工業株式会社へ入社。二輪商品広報グループへ配属され、メディア対応に携わる。

対象車両

CB400 SUPER FOUR SPEC III

多くの教習所で使用され、卒業後も引き続き乗る人が多い安心感も魅力もあるネイキッドモデル。同クラスでは定番にして、一番人気のある車両。SPEC IIIは2007年まで製造された最後のキャブレター車。

■全長 = 2,040mm

■全幅 = 725mm

■全高 = 1,070mm

■シート高 = 755mm

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