【Page6】車体全てに手が入った、まさにスペシャルな HONDA CL72 Type2

掲載日:2010年01月29日 特集記事ビンテージトレール入門    

記事提供/2009年6月1日発行 絶版バイクス1

川越に集まった、個性豊かなビンテージトレールたち

VMXイベント素晴らしい走りを見せるマシンたち。ここでは魅力溢れる現役VMXマシンを紹介しよう。

 

車体全てに手が入った、
まさにスペシャルなCL77

60年代前半、日本のスポーツバイクに大きな変革をもたらした一台がホンダCB72だ。このマシンはそのスクランブラーバージョンであるCL72をベースに、茅ヶ崎市のテッズ・スペシャルが手を加えたもの。エンジンやマフラーにはノーマルの面影が残っているものの、足回りや外装に大幅に変更が加えられている。

 

見た目にも重い4ストローク2気筒のエンジンでオフロード走行はさぞかし大変‥‥‥かと思いきや、オーナーはモトクロスコースでマシンをねじ伏せ、豪快にジャンプもこなす。

 

70年代の車両ならともかく、60年代製の車両が持つ独特の雰囲気を壊さずに、走行性能を向上させるには、作り手側にかなりの技術とセンスが必要だ。しかしこのCL72はそれを見事にクリアしたマシンだと言える。

 

フロントホイールは21インチへと換装し、オフロードでの走破性を高める。エンジンはTYPE2をベースに370ccまで排気量を拡大、カムにはRSCのYカムをセット。

フロントホイールは21インチへと換装し、オフロードでの走破性を高める。エンジンはTYPE2をベースに370ccまで排気量を拡大、カムにはRSCのYカムをセット。

小気味いい排気音を響かせるマフラーはCL72用のノーマル。

小気味いい排気音を響かせるマフラーはCL72用のノーマル。

軽快感を演出するのは、BSAビクタータイプの小振りなアルミタンク。。

軽快感を演出するのは、BSAビクタータイプの小振りなアルミタンク。

フロントフォークにはブルタコのモトクロッサー用を組み込む。

フロントフォークにはブルタコのモトクロッサー用を組み込む。

 

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