掲載日:2018年01月28日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
深夜から朝にかけて雪が降りました。カブのスタンドをスコップで支えています。銀世界ではハンターカブのブロックタイヤと足つきの良さがありがたい!
真冬も山で『カブ小屋チロル(第六十一回ゆるカブ参照)』を建てる作業をしています。標高1000メートルを超える山中は深夜に雪が降り始めると止まないこともしばしば。翌朝、トレーラーの扉を開けたらハンターカブが雪に埋もれており、慌てて掘り出してエンジンを始動。機嫌よく掛かってくれてホッとしました。
このCT110(通称・ハンターカブ)は山のご近所さんからの預かり物。詳しくはわからないのですが1980年代製で副変速機がついていないタイプ。里と山を往復する標高差を物ともせず山間の悪路を走り回っています。トリップメーターは6,000キロ台の表示ですが、実際に何キロ走っているのかはわからず、持ち主のFさんはあちこち手を入れながら乗っています。
このとき、わたしは憧れのハンターカブに少しだけ乗ることができたものの、まさか雪にまで降られるとは!雪解けの山をおっかなびっくり走ってみたら、ブロックパターンのタイヤで雪景色に描くタイヤのシュプールが、なんとも頼もしく見えるのでした。
朝、起きたときの雪景色。湿っていて重たい雪にハンターカブが埋もれていました!
一転して快晴。慌ててハンターカブを掘り出しました。
ハンターカブのオーナーのFさん。ご近所さんなので山の私道をトコトコ走ってやってきます。この写真は雪景色と同じ場所で撮ったもの。氷点下の山にいると、緑が芽吹く春が待ち遠しい。
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