カブ生活

ゆるカブ百七十九回「ゴールの翌朝、千里浜にカブ集まれ~! 後篇」

掲載日:2022年07月24日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

ゆるカブ百七十九回「ゴールの翌朝、千里浜にカブ集まれ~! 後篇」メイン画像

千里浜でナオミさんと記念写真を撮影中、CC110の"ツキノワグマ"さん(1枚目写真右)に出逢いました。彼は4回目のSSTRで「駿河健康ランド」(静岡県)をスタートした後、早朝に開いているGSが見つからずガス欠するんじゃないかと焦ったそうですよ。

千里浜を快走&カブで繋がるSSTRの輪

SSTRゴールの翌朝、浜辺の状態が回復して走行可能になると、待ってましたとばかり「千里浜なぎさドライブウェイ」をバイクが走り始めます。カブの参加者も次々に現れて、記念写真を撮ったり、カブ同士で交流する人の輪があちこちにできました。懐かしい面々と久しぶりの再会もあり、さながらカブミーティングの会場のようでしたよ。

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ゴールの翌朝、千里浜に続々とカブが集まってきました。

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毎年、ゴール会場の千里浜ではお馴染みさんに出逢います。"O"さんもその一人。角目のカブで安定のゴールだと思ったら、じつは春先に異音が気になってエンジンをバラしていたとか。

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マイクを握りしめる女性に思わずカメラを向けました。"Yumi"さんはCT125オーナー(写真奥のCT125)。千里浜で歌を披露するところでした。静岡県湖西市の白須賀海岸を出発したと周囲の方から教えてもらいました。奥に見えているのは浜辺を平らにしてくれる重機です。

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カブ仲間と久しぶりの再会を喜んで、千里浜と青空を背景に記念撮影しました。自粛の嵐で気軽に集まれない日々が約3年。この日を楽しみにしていた面々の笑顔がまぶしいです。

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今回初参加の"O"さんとCT125。コロンっと丸いリアボックスに目が留まります。ハンドルに付けたタナックスの時計が大きくて見やすそう。

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久しぶりに再会した"繁"さん。いつのまにかCT125乗りになり、カッコイイSP忠男製のマフラーが装着済み。これでバリバリ走っているんだろうなぁ。

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こ、これはまるでミニハンターカブ!? 家族で参加の"MIX"さんは毎回キャッチーなバイクを披露してくれます。SSTR10周年の今年は"あんどんカブ50改"で浦安(千葉県)の夢の国近くからスタート。エンジンはノーマルC90なのだそうで無事に完走。パワーフィルターにオリオンビールの缶(プルトップを見てね!)を被せるカスタムにも注目です。

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三重県桑名市浦安をスタートした"なかやん"さん。センターキャリアに予備タンクを載せたら走りやすかったとの感想に思わず共感。わたしもカブ90(HA02)にスイカを載せたとき(第135回)、重量バランスがよくなるのか、すごく走りやすかった記憶があります。

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前述の"なかやん"さんと同道の"クロスカブ"さん(ごめんなさい、お名前を失念)です。サイドカバーのプリントやステッカーは自作です。フロントスクリーンの内側にはスマホの画面が見やすくなる日除けスクリーンが! 100均の素材で製作したとお聞きしました。

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わわわ、波が押し寄せてきた~っ! 浜でのんびりしてたら危うく水没しそうに。慌ててカブを移動したけど残念ながら転倒したカブもいました。浜辺に駐輪するときは要注意ですね。

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このCT125は宮城県の"弾丸キザワ"さん。以前に埼玉県八潮市の「ライダーズカフェはらっぱ」でお会いして以来、ようやくSSTRで発見しました。5リットルの予備タンクを積んだら無敵ですね。声は掛けられなかったけど"石巻復興祈念公園"をスタートして千里浜へゴール。

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「おかえり~!」の応援ウチワは手作り。"ウチワ隊"の"美多"さんはご自身の出走日以外は参加者にウチワを振ってエールを送ってくれていました。参加者にとって地元の方々の熱い応援は元気の素です。

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完走者に贈られる10周年の記念バッジ。今年のカラーは金色でした。

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昨年の11月、天竜のカブミーティング会場で"前澤"さんから託された日本一周の襷(第167回)をCT110乗りの"モロ"さん(栃木県)に繋ぐことができました。2001年から始まった、CT乗りで繋ぐ襷はこれから東北を北上する予定。さらに北海道へと繋がることを切に願っています。

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さて、こちらは宝達志水町の多目的グラウンドです。野球場にも変身する芝生が美しいグラウンドがSSTR開催中は予約制のキャンプ場に変身しました。CC110の"渡部"さん(写真左)のボックスはイエローのラインが芝生の緑に映えて美しかった。CT125の"堀口"さん(写真右)はセンターキャリアに積んだオフ車用のタンクバッグがシンデレラフィット! トップに地図やメモを入れたら見やすいそうです。それにしても芝生にバイク乗り入れOKだなんて夢みたい。わたしも昨年に引き続き利用させていただきました。

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朝は香り高いコーヒーとシフォンケーキの移動カフェがグラウンド前に登場! 宝達志水町関係者のみなさま、どうもありがとうございます! こんな温かいおもてなしをいただいたらファンになっちゃう。なんと前日の「道の駅富士吉田」で出逢ったCC110の"サイトウ"さん(左から2人目)とCT125の"土屋"さん(左から3人目)に再会しました。

さて、今回ご登場いただいたカブ乗りのみなさんはほんの一部です。SSTRにカブで参加する人は年々増えていますが、今年はとくにCT125ハンターカブが多く、千里浜を走るCTを見かけるたびニヤついておりました。初めてのロングツーリングだという方もいて、今回を機に一日に何百キロも一般道を走る経験にハマる人が続出するんじゃないかなぁ!

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