掲載日:2021年06月27日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
“カブで川を渡る”といえばCT125が似合いそうなワイルドなイメージだけど、国道には”洗い越し”とか”路上河川”とも呼ばれる川があるのをご存じでしょうか。これは道路上を川が跨ぎ越す造りになっている川のことで、昨年の夏、檜枝岐村(福島県南会津郡)から魚沼(新潟県魚沼市)へ向かうため国道352号をカブで走ったら”路面凹凸あり”の警戒標識と「沢水注意」を謳う看板に出合いました。
この路上を流れる川を通過するときはスピードをしっかり落とすのが肝心です。勢いよく突っ込むと深い水溜りだったり、山肌から崩れた石が隠れていることも。旅先では無用なトラブルは避けたいものです。国道352号はカブで走っても楽しいクネクネの山道でして、世の中が落ち着いたらまた走りに行きたいものです。
※国道352号は2021年6月28日現在、一部冬期間通行止めが解除されていません。「駒の湯温泉三叉路~枝折峠(頂上)」が通行止めとなっています。車の迂回路になっている「奥只見シルバーライン」は二輪通行不可です。二輪はこの区間を通り抜けることはできないのでご注意を!なお、最新の情報は以下よりご確認ください。「魚沼市観光オフィシャルサイト」上記で「お知らせ」と検索すると国道の通行止め最新情報が調べられます。