取材協力/ヨシムラジャパン   写真/柴田直行  文/石橋知也  構成/バイクブロス・マガジンズ
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掲載日/2017年10月24日

今大注目の250ccスーパースポーツモデル。洗練されたスタイリング、高いスポーツ性と親しみやすさ、乗りやすさ、扱いやすさは、大型車にはないこのクラス特有の魅力だ。この特長をさらに引き出してくれるのが、ヨシムラのマフラーだ。音質もスタイリングもハンドリングも、完全にワンランクアップ。各モデルが、また違った輝きを放つのだ。

FEATURE

ビギナーだけでなくエキスパートにも人気増

ホンダCBR250RR、ヤマハYZF-R25、スズキGSX250R、カワサキNinja250と、各メーカーのフルカウル・スーパースポーツモデルが出そろった。以前だったら250ccクラスは、車検のない手軽さからエントリーユーザーやシティコミューター向けのモデルがほとんどだった。ところが現在は、まったく違ってきている。その主役はスーパースポーツだ。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

パワーやスピードは1000ccクラスにかなわない。でも、そのスポーツ性は充分過ぎるほどで、それを日常的にも楽しめることがこのクラスならではの特性だ。2気筒の40psにも満たないパワー。そして軽い車重。250ccスーパースポーツは160~170kg台(装備重量)。対して1000ccクラスは200psで190~200kg台だ。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

「これなら自分でも扱い切れる」と思えることが、何よりライダー自身のスポーツ力を引き出してくれるのだ。このことはビギナーでも、経験を積んだエキスパートでも同じ。体力に少し自信がなくなってきたベテランライダーに人気があるのも、こんな理由からだ。ダウンサイジングがもたらす日常の気軽さと、ストレスなく没頭できるスポーツライディングの充実感は、乗れば誰もが納得するはずだ。

素晴らしいスタイリングは文句なし

そして、これら250ccスーパースポーツを「他人のモノとは少し違えたい」。「スタイリングをスッキリさせたい」、「音質を良くしたい」というならマフラー交換になる。

ヨシムラでは各社の250ccスーパースポーツに対して『R-11』と『R-77S』のスリップオンマフラーを設定し、それぞれサイレンサーカバー違いの4バリエーション、計8種類を用意している。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー
250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

ヨシムラスーパーバイクレーサーから受け継がれたテーパーが効いたトライオーバル形状のサイレンサーがR-11サイクロンだ。カーボンエンドで、カバーはSS(ステンレス)、SM(メタルマジック:ステンレスをエッチング加工+耐熱ブラック塗装)、ST(チタン)、STB(チタンブルー:虹色になる陽極酸化処理)の4種類。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー
250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

元々はUSヨシムラデザインのR-77がベースで、ここから国内用R-77Jサイクロン、そしてコンパクトにしたR-77Sサイクロンへと発展した。とてもスマートなデザインが特徴。内部はストレート構造。カバーはR-11同様にSS、SM、ST、STBの4種類が選べる。エンド部分は全てカーボンを採用。

R-11はテーパーがかかったトライオーバル断面が特徴的で、R-77Sは小振りな異形多角形オーバル形状で上品ながらなかなか存在感がある。こんな個性豊かなマフラーであるが、装着すると、まるでその車種専用にデザインされたかのようなスタイリングを見せるから不思議だ。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

マフラー本体のデザインの完成度が高くて素晴らしいし、装着位置・角度を吟味されているから、こうした汎用性が生まれるのだろう。どの車種でもR-11とR-77Sの人気はどちらも好評だという。

個々の機種の個性が増すサウンドとエンジン特性

そしてサウンドとパフォーマンスだ。エキゾーストノートは基本的にそれぞれのエンジンが生み出す"内燃の吐息"で、その音色がさらに助長され洗練された感じになっている。スポーツ性の高さがウリのCBR250RRやYZF-R25では、高回転域でエンジン回転もサウンドも素晴らしい伸びがある。さらに減速特性がスムーズなのも良い。

ワインディグロードの下りコーナーで良く曲がると感じるのは、この特性のおかげだろう(スムーズで適度に抑制されたエンジンブレーキの効きだ)。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

GSX250Rの場合は、このクラスのツインとしてはロングストローク型エンジンで、その"らしい"低音が効いた太い排気音に驚かされる。心地良く力強い音質は、ミドルクラス以上の印象。ハンドリングも4車中最も落ち着きあるもので、GSX250Rの特長がよりはっきり現れた感じだ。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

Ninja250はというと、低~中回転域の繋がりが良く(トルクの落ち込みがない)、街中のストップ&ゴーがスムーズでストレスがない。もちろん高回転域へも気持ち良く上昇していく。最新モデルへスリップオンマフラーを装着したぐらいでは、大幅なパワー&トルクアップは望めないものの、スムーズな回転上昇や高回転域の伸びはSTDでは味わえない。

明らかに運動性が増す軽量・マスの集中効果

さらに車体の運動性は、軽いマフラーを装着して効果を体感できる。CBR250RRだと最大で-3.6kg(R-11チタンカバー)の軽量化になる。車種によってSTDマフラー重量が異なり、ヨシムラマフラーの重量も微妙に違うから、数値上の軽量度は車種によって差があるけれど、体感では4機種ともリアが寝かせやすく、スポーティさが増している。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

重量だけでなくマスの集中化も効いているのだろう。車体後部にある重量物だけあって、たった数kgといっても、車重160~170kg台ではかなり効く。200kgオーバーの車種とは重量比が違うからだ。スリップオンでこの効果は想像以上だ。

そのバイクの価値を高めるマフラーの存在

やはりマフラーを交換すると、スタイリングも走りもワンランクアップする。その愛車の価値はオーナー自身が決めるものだけれども、感覚でも数値でも、STDとは明らかに異なるステージに上がることになる。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

250ccスーパースポーツの楽しさは間違いなく増す。すべてのオーナーにこのファーストカスタムはお薦めだし、まだオーナーになっていないなら、マフラー交換も視野に入れておけば、このクラスが魅力的で発展性があることに気付いてほしい。

ビギナーの初めてのスーパースポーツとしても、ビッグバイクオーナーのセカンドバイクとしても、これなら充分に納得できると思う。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

パフォーマンスもスタイリングも、そして所有感も含めて、やはり、マフラーはバイクにとって大きな存在なのだと再認識させられた。

R-11もR-77Sのサイレンサーカバーは4種類と豊富

R-11もR-77Sも、サイレンサーエンドはすべてカーボンで、サイレンサーカバーはSS(ステンレス)、SM(メタルマジック ※ステンレス)、ST(チタン)、STB(チタンブルー)の4種類はそれぞれ個性があって、車体色にも合わせやすい設定だ。いずれも騒音規制をクリアしながら、すばらしい音質と抜けの良さを持ち、エンジン特性も向上している。また、Ninja250用はオプションのSlip-Onサイクロン用オプションエキパイSET(R-11用:5万8,000円・税抜、R-77S用:3万8,000円・税抜)でフルエキになるから、夢が膨らむ。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

HONDA CBR250RR(2017)

■Slip-On R-11 サイクロン 1エンド EXPORT SPEC 政府認証
SS:7万2,000円、SM:8万円、ST:7万7,000円、STB:8万2,000円(いずれも税抜価格)
STDの2本出しマフラーは5.5kgあり、チタンカバー(ST、STB)だと1.9kg、ステンレスカバー(SS、SM)でも2.1kgしかない。高回転域の抜けと音質が特徴。
■Slip-On R-77S サイクロン 1エンド EXPORT SPEC 政府認証
SS:5万6,000円、SM:6万4,000円、ST:6万1,000円、STB:6万6,000円(いずれも税抜価格)
チタンカバーで2.4kg、ステンレスカバーで2.6kgとこれも軽い。R-11よりも重低音が効いた音質。取り付け位置・角度はテールカウルに合わせてあり、スマートなスタイリングだ。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

YAMAHA YZF-R25、YZF-R3、MT-25、MT-03(2015-)

■Slip-On R-11 サイクロン 1エンド EXPORT SPEC 政府認証(ヒートガード付属)
SS:7万2,000円、SM:8万円、ST:7万7,000円、STB:8万2,000円(いずれも税抜価格)
テールパイプ部には専用ヒートガードが用意され、スタイリングを引き締めている。STDでも2.8kgと軽いが、チタンカバーで1.8kg、ステンレスカバーで2.0kgと軽量化に成功。
■Slip-On R-77S サイクロン 1エンド EXPORT SPEC 政府認証(ヒートガード付属)
SS:5万6,000円、SM:6万4,000円、ST:6万1,000円、STB:6万6,000円(いずれも税抜価格)
R-11はR25のテールが跳ね上がったレーシーなイメージを主張するが、R-77Sはスポーティでありながらも落ち着いた感じに。チタンカバーで1.7kg、ステンレスカバーで1.9kgと軽い。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

SUZUKI GSX250R(2017)

■Slip-On R-11 サイクロン 1エンド EXPORT SPEC 政府認証
SS:7万2,000円、SM:8万円、ST:7万7,000円、STB:8万2,000円(いずれも税抜価格)
スーパースポーツの魅力を引き出す装着観。テールパイプはR-77Sより太く、迫力と重厚な音質を生む。重量はSTDの4.3kgに対しチタンカバーで2.2kg、ステンレスカバーで2.4kgだ。
■Slip-On R-77S サイクロン カーボンエンド EXPORT SPEC 政府認証
SS:5万6,000円、SM:6万4,000円、ST:6万1,000円、STB:6万6,000円(いずれも税抜価格)
上品で落ち着きある仕上がりは、シティ派やツーリング派にも受け入れやすい。豊かで重厚なツインサウンドも魅力。チタンカバーで2.1kg、ステンレスカバーで2.3kgと軽量だ。

250ccスポーツモデルの魅力を倍増させるヨシムラのスリップオンマフラー

KAWASAKI Ninja250/ABS(2013-15)、Z250(2013-)

■Slip-On R-11 サイクロン 1エンド EXPORT SPEC 政府認証
SS:7万2,000円、SM:8万円、ST:7万7,000円、STB:8万2,000円(いずれも税抜価格)
低回転域からトルクが立ち上がり、シフト時の回転落ち込みが小さくスムーズな出力特性が得られる。STDの4.3kgに対してチタンカバーは2.0kg、ステンレスカバーが2.2kgだ。
■Slip-On R-77S サイクロン カーボンエンド EXPORT SPEC 政府認証
SS:5万6,000円、SM:6万4,000円、ST:6万1,000円、STB:6万6,000円(いずれも税抜価格)
低回転域のマイルドな心地良いサウンドが、高回転域では抜けの良いスポーティな音へ変化する。デザインもNinjaに良く似合う。チタンカバーが2.0kg、ステンレスカバーが2.2kg。

BRAND INFORMATION

ヨシムラジャパン

1954年に活動を開始したヨシムラは、日本を代表するレーシングコンストラクターであると同時に、マフラーやカムシャフトといったチューニングパーツを数多く手がけるアフターマーケットメーカー。ホンダやカワサキに力を注いだ時代を経て、1970年代後半からはスズキ車を主軸にレース活動を行うようになったものの、パーツ開発はメーカーを問わずに行われており、4ストミニからメガスポーツまで、幅広いモデルに対応する製品を販売している。

住所/神奈川県愛甲郡愛川町中津6748
電話/0570-00-1954
営業/9:00-17:00
定休/土曜、日曜、祝日

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