振動を「抑える」のではなく「逃がす」振動吸収レバーガードVALGの画像

振動を「抑える」のではなく「逃がす」振動吸収レバーガードVALG

  • 取材協力/アウテックス  撮影/若林浩志  取材・文/motortoon  構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
  • 掲載日/2017年3月6日

ロードレースで他車とレバーが接触することを避けるために装着されるレバーガード。MotoGPでも2012年より装着が義務化され、ストリートカスタムにおいてもレースシーンを彷彿とさせるアイテムとして人気が高い。アウテックスでは、レバーガードの性能を追求しながら振動吸収機能を持たせた全く新しいアイテム開発。あらゆる車種において効果的な「振動吸収レバーガード」の詳細を解説していこう。

革新的な振動吸収機構と
最高品質のレバーガードを追求

MotoGPで装着が義務化されるなど、注目を集めているレバーガード。レース中での接戦において、互いのレバーが干渉しないようにするのが本来の目的ではあるが、アウテックスが提案する振動吸収レバーガードVALGは、レバーガードとしての精度の高さを追求するだけでなく、その名の通りハンドルに発生する不快な振動を大きく減少させてくれるものだ。

これまでのレバーガードや振動吸収グリップエンドなどでは、アンカーで固定するものが主流であったが、独自開発の六角ステンレスアダプターを使うことにより、より頑丈な固定を実現。さらに歯付きワッシャーや各部のスペーサーなどを取り入れることで、取り付け時の強度を大幅に向上。少ない力で強い固定力を生み出している。それらの工夫により、仮に転倒などで動いてしまっても、たやすくは緩まないようになっている。また削り出しタイプでは、溶接可能なアルミの中で最も強度の高いA5083を使用。まさに最強のレバーガードに仕上げられている。

そして、ストリートユースで、レバーガード以上に気になるのが、振動吸収という部分だろう。振動が伝搬していく性質を利用し、ハンドルに伝わった振動をガード先端部へと逃がすことで、大きな振動吸収効果を生み出しているのだ。無理に振動を消すのではなく、振動する場所をライダーに影響のない場所へ「逃がす」という考え方がアウテックスらしい。レースシーンだけでなく、ハーレーやスーパースポーツなど、ストリートシーンでも多くの愛用者が存在する、注目のアイテムと言えるだろう。

レースシーンから日常使いまで
あらゆるシーンで効果を発揮

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レバーガード先端に向かうほど振動が大きくなっていくのがわかるだろうか。振動が先端へ逃がされることにより、グリップ部での不快な振動を大きく軽減させている。疲労軽減はもちろん、コントロール性の向上も見逃せないメリットだ。

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板状のパーツを曲げたベンドタイプを装着したグロム。ツーリングでの疲労軽減など、ストリートユースでの効果も絶大だ。やや細身な軽量タイプの振動吸収レバーも開発が行われており、ミニバイクやスリムな車体のバイクなど、選択肢のひとつとしてアリだろう。

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ストレートタイプ、ベンドタイプ、削り出しタイプの3種をラインナップ。アルマイトは写真のクリアーやブラックだけでなく、各種カラーオーダーも対応可能。さらにレバーガード先端部にキャップを付けるなど、日々クオリティアップが図られている。

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同社独自の六角ステンレスアダプター。斜めにカットされたアダプターが、ネジを締め込むことでスライドして広い面積で接触することで、大きな摩擦力を生み出している。またアダプターは6種から用意され、ハンドル内径13.7~22.5mmまで対応。

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エンド部分に装着されるジュラコンスライダーは、転倒時の破損を少しでも減少させるためのもの。また転倒時にスライダーによってネジが緩まないようスペーサーが設けられるなど、安全面には徹底した配慮がなされている。このスライダー部分をはじめ、補修部品として全てのパーツが一個単位で販売可能。

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ストリートカスタムショップとして海外でも人気の高いAN-BUによるカスタムSRに装着。同社による鉄製で内径の薄いセパハンにも無理なく装着可能。振動の多いSRだけに効果も高く、またAN-BUオリジナルカウルとのマッチングも上々で、レーシーなスタイリングを引き締めている。

株式会社アウテックス

株式会社アウテックス

住所/大阪府貝塚市永吉72-1
電話/072-437-7722
FAX/072-437-7763
営業/9:00-18:30
定休/日、祝日、年末年始、お盆

2017年で22年目を迎えるアウテックス。当初はマフラーメーカーとして、多彩な車種で人気を博していたが、現在ではマフラーにとどまらない豊富なラインナップにより、総合パーツメーカーとして進化を続けている。

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