クロスプレーン型クランクを搭載しトルク変動を抑えたYZF-R1

掲載日:2017年07月14日 車両・バイク紹介    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

スーパースポーツフラッシュバック!! ヤマハ・YZF-R1(2009-2010)の画像

ヤマハ・YZF-R1(2009)

不等間隔爆発のクロスプレーンクランクで作る
超越コーナリングマシン

6代目となる2009年型YZF-R1は5代目からも一新。超越コーナリングマシンを目指し、トルク変動を抑えるべく4気筒の1-2/3-4番クランクピン位置を90度移相し、270-180-90-180度の不等間隔爆発を得た「クロスプレーン型クランク」や、径36mmクランクジャーナル採用のエンジンは9度起こして31度前傾で搭載している。デュアルインジェクターのインジェクションシステム、電制インテークYCC-Iや、電制スロットルYCC-T、4-2-1-2EXなどに加え3モードマップも採用となっている。フレームもトラクション効率を上げる新作で、径43mmフォークなども改良された。2010年の色変更は輸出仕様のみとなっている。

スーパースポーツフラッシュバック!! ヤマハ・YZF-R1(2009-2010)の画像

ヤマハ・YZF-R1(2010)

SPECIFICATIONS - YAMAHA YZF-R1(2009-)
  • エンジン = 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒998cc
  • ボア×ストローク = 78.0×52.2mm
  • 圧縮比 = 12.7:1
  • 最高出力 = 133.9kW(182ps)/12,500rpm
  • 最大トルク = 115.5N・m(11.8kgf-m)/10,000rpm
  • 変速機 = 6速リターン
  • サイズ = 全長2,070×全幅715×全高1,130mm
  • 軸距 = 1,415mm
  • 乾燥重量 = 206kg
  • タンク容量 = 18.0リットル
  • シート = 高835mm
  • キャスター角 = 24度
  • トレール = 102mm
  • Fタイヤサイズ = 120/70ZR17
  • Rタイヤサイズ = 190/55ZR17

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