○AMS FUJII製作のBOTTレーサー。2バルブ系レーサーの究極と言っても良いかも。

いまでもファンの多いOHV 2バルブ時代のボクサーエンジン。
R80やR100系など、何度か試乗したことがありますが、ゆっくり流してもそれなりのペースで走ってもとても味わいのあるフィーリングで、なぜこのエンジンが長年愛されているのかが分かる気がしました。今となっては癒し系とも捉えられている2バルブ車ですが、古くからOHV 2バルブ車でレースに挑むコンストラクターがいることも事実。写真のレーサーはかつてAMS FUJIIが手掛けたR100系のレーサーです。80年代末~90年代初頭にかけて日本で行われていた2気筒車のレース「B.O.T.T.（Battle of The Twin）」で活躍し、その後本場アメリカのB.O.T.T.にも出場したというマシン。

続きを見る

○1955 DKW 350RM

どうですか、このエンジン。先日ドイツへ飛んだ際に、ミュンヘンからちょっと足を延ばしてインゴルシュタットという街にあるAUDIミュージアムにも行ってきたんです。そこで度肝を抜かれたのがこのエンジン。

空冷2ストロークL型3気筒という変則的な気筒配列に目を奪われました。AUDIの前身となったAuto Union社にはDKWというバイクメーカーも含まれていた関係でAUDIミュージアムにもDKWの二輪が多数展示されていました。ワタクシRyoTはBMW専門媒体の編集人ではありますが、大のクラシックバイク好きでもありまして、そりゃーもう大興奮でしてね。AUDIミュージアムで見かけたドイツ製クラシックバイクに関するコンテンツもおいおい（前回もそう言ってましたが）記事にするのでぜひチェックしてみてください。ではまた。

どもども、みなさんお初です、雑誌の＜BMW BIKES＞とWebの＜VIRGIN BMW.com＞編集人のRyoTです。先日ミュンヘンにあるBMWミュージアムに行ってきたんですね。いや、もうすごいのなんの。何がすごいかってその展示規模とディスプレイのセンスがハンパなかったんですよ。その模様はおいおいWeb記事として公開しますのでしばしお待ちを。ということで、そこで撮影した超カッコイイエンジンの写真を置いて自己紹介とさせていただきます。
ではまた。

 ○1944 BMW 801 : Air Cooled 14-Cylinder Radial Engine
空冷星型複列14気筒の化け物エンジンです。この時代にこの精密さ！ヤバいっス。