掲載日:2019年05月12日 プロが造るカスタム
取材協力/ストライカーシステムヨコハマ記事提供/ロードライダー編集部 ※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2018』に掲載された内容を再編集したものです。
カワサキZ900RSは2017年10月の発表と同12月の発売以降、大きな話題を呼んでいる。期待の新型ネイキッドとして、カスタムベースとしても魅力の高さがあるモデルという位置づけだ。各パーツメーカーからのパーツリリースやショップ系カスタムも、早くから多くが登場してきた。
この車両は母体となるカラーズインターナショナル製パーツを各所に配した、ストライカーのもの。Gストライカースイングアーム/ステムにチタンフルエキ、ステップに前後フェンダー、加えて立体構成のフェンダーレスキットが主な変更点で、いずれもボルトオンでできる配慮もされている。
同店はゼファーやZRX系でのパーツ実績も豊富にあるが、代表の新さんはこの車両をこう言う。「Z900RSはこれまでのカワサキ車に匹敵するような手を入れる隙間や余地があるし、それを考えるのが面白いバイク。だからそこに当てはまる=見た目や質感、あとポジションなど手を入れて楽しめるパーツを作ったんです」
2018年の東京モーターサイクルショーでの反響も上々、後にサーキットで行ったテストでも、変更部分の効果は確認出来たとのこと。従来と違うのは、ステムを例に取れば、ゼファー1100のようなSTDのF18から17インチ化する際にフォークオフセットを変えて適正トレール量を確保するという、大がかりなことがない点だが、その分色付けし、ルックスでの楽しみ幅を広げたのが、Z900RS向けならではの新しいところ。十分なカスタム感も得られた点にも注目したい。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!