掲載日:2018年12月09日 プロが造るカスタム
取材協力/ウエノR&D(TEL 0952-68-2666) 記事提供/ロードライダー編集部 ※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2017』に掲載された内容を再編集したものです
CB750F、1100Fと乗り継ぎ、1100Fの大破を機に900Fに乗り換えたという、この車両のオーナー。900Fも段階的にモディファイを進めてきたが、『あと20年乗れる仕様にしてほしい』という強力なオーダーのもと、ウエノR&Dが製作したのが、このカスタム。フレーム補強なし、エンジンもオーバーサイズピストンのみと、至ってノーマルライクな仕上がりとなっている。
「今回のモディファイでは、すべてのコンディションをリセット、トータル最終仕上げをしてほしいということでしたので、各部全バラ、消耗部品の交換、塗装仕上げなどを徹底的に行っています」(ウエノR&D代表・上野さん)
フレームは歪みなどをチェッした上でダイヤモンドコート、エンジンも全バラ、各部測定&消耗部品交換の上で組み直し、外観を塗装仕上げ。チェーン、ベアリングなども全交換されている。電装系もウオタニのSPⅡに変更。「前後18インチですからタイヤも今のものが履けますし、ブレーキとかキャブとか、全体的にすべての性能が今風にアップデートされてます。走らせてみると、ものすごく乗りやすいんですよ。TMR-MJNもレスポンスがすごくいいですしね」(同)
エンジン、足まわりから外観仕上げに至るまで、新車同然に仕上げられた900F。メンテナンスさえ怠らなければコンセプトの20年は堅いと思われるが、このコンディションを見る限り、その心配はまったく必要なさそうだ。
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