掲載日:2018年09月09日 プロが造るカスタム
取材協力/ブルドック
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2017』に掲載された内容を再編集したものです
現行スポーツモデルも所有するオーナーがブルドック製最新パーツと走行性能重視で、とオーダーしたGT-M。ベースはZ1000Mk.Ⅱだが、17インチ化された前後ホイールにフルアジャスタブルの前後サスといった足まわりを含め、まったくの別モノに仕上がっている。
「最新パーツということで言えば、楕円タイプのWin MccoyNeo、5速のクロスミッション、オリジナル仕様のスプリームシートといったところですね。クロスミッションは6速もラインナップしてるんですが、この車両に組んだ5速の方はトップがロング振りになっているので、ロングツーリングなどでもエンジンに負担がかかりにくい。もちろん1.4速のつながりも見直していますのでスポーツ走行からツーリングまで幅広く対応できる良さがあります」(同店代表・和久井さん)
外観で目を引く楕円サイレンサーはチタンシェルにカーボン製テールエンドを採用した新設計。内部はφ50.8→46.0mmのテーパー構造となっており、ピーク出力、トルク、消音すべてを両立しているという。要注目のニューパーツだ。
「あとはホイールを初めとした軽量化と前後フルアジャスタブル・サス(この車両では同店オリジナル仕様のナイトロン)できっちりセッティングを出すという、ある意味セオリー通りの仕上がりになってます。エンジンフィールはZ、でもスポーティなハンドリングでブレーキもしっかり効く。何ごとも方向性次第ですが、17インチZに求められているのって、やはりこれだと思うんですよ」(同)
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