掲載日:2018年06月17日 プロが造るカスタム
取材協力/アメリカンドリーム
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事は『雑誌名ロードライダー vol.435』に掲載された内容を再編集したものです
東京MCショーに先駆けること1週間、2018年大阪モーターサイクルショーに出展されたのが、アメリカンドリームのZ900RS。Zやゼファーに見られる同店製カスタムの特徴のひとつでもあるハーフタイプ“カフェレーサー”カウルをまとい、発表当初まだ他に見なかったホワイト×メタリックグリーンの配色でまとめられている。
そのカフェレーサーカウルでは高速や長距離でのコンフォート感を向上。装着に関してはフルボルトオンでかつ装着後にも安定するように取り付けステーの取り回しや形状も工夫している。さらにシートも「できるだけ後ろ側を低く抑えるようにして、後ろまわりがスッと長く見えてよりスタイリッシュになるように」(松田さん)とオリジナル加工を施している。
また単にすっきりさせるだけでなく、リヤタイヤにノーマルの180でなく200サイズを選び、車両下回りのボリュームを出してバランスさせている点も奏功しているようだ。白ベースのボディに対してアクセントとなるグリーンはゲイルスピードTYPE-GP1Sホイールにも施されているが、これはアクティブにオーダーした先行品(通常ラインナップにも加わる予定。ハイパープロ・リヤサスのスプリングも同色を特注している)。
この車両で使われたカフェレーサーカウルはZ900RS用にキット販売化進行中で、オリジナルチタンEXやカーボンインジェクションカバーは市販に移されている。これらによる全体仕様は、今後長く展開するだろうZ900RSに対してのカスタムコンプリート車両としての選択肢の提案でもある。実際に乗っても楽しそうだ。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!