掲載日:2018年05月06日 プロが造るカスタム
取材協力/ブルドック 写真・文/ロードライダー編集部 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事は『ロードライダー vol.434』に掲載された内容を再編集したものです。
ブルドックのコンプリートマシン、GT-Mとして製作されたZ1-R。角形シリンダーヘッドを見るとⅡ型ベースに思えるのだが、ベースはじつはⅠ型で構成されている。ヘッドはZ1000Jのものだ。
「J系コンバートでビッグバルブ化、ポート拡大、燃焼室形状変更などが一気にできてしまう。カワサキによる純正チューンみたいなものですし、耐久性も落ちないという意味でお勧めしています」(代表・和久井さん)
排気量は[1015→]1,166cc。エンジン搭載位置を10mm上方に移動、高重心化、リアアーム垂れ角の理想化なども行っている(ジオメトリー、セッティングもこれに合わせて設定)。ヘッドバイパス、同店製6速クロスミッションなども装備。
製作時のリクエストは『街乗りからサーキットまでオールラウンドに使える究極のZ』だったそうだが、これならその要望にもしっかり応えてくれるそうだ。クロスミッションは街乗りや峠でも使い勝手に優れ、同店の人気パーツとなっているそうである。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!