エッジ / Z1 カスタム写真
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カワサキ Z1

掲載日:2011年05月20日 プロが造るカスタム    

オーナーと共に20年を経過しての今のカタチ

現オーナーが所有してから、すでに約20年が過ぎているという'75年式のカワサキZ1。当然、これまでのモディファイもかなりの回数におよび、足まわりのアッセンブリ変更だけでも2~3回は行ってきたとのこと。いわば時代の流れ、オーナー自身の乗り方の変化とともに、仕様を変えてきたというわけだ。

 

「フレームをめっきしたのも、オーナー・原口さんの当初からの要望です。20年くらい前はZのフレームをめっきするなんていう人はほとんどいませんでしたから、今考えればこれだけでもかなり個性的だったんですよね」。そう語るのは、このマシンとオーナー原口さんを見守り続けてきたエッジの代表・中江さん。ところで現在の仕様は、どんなバランスで組み立てられているのだろうか?

 

「オーナーさんももう、結構いいトシになってきて峠をカリカリ攻めるより、直線でパワー&トルクを楽しめるマシンにしたい、という話になったんです(笑)。最終的に排気量は1251cc、クラッチがMRE製、クランクもファリコンのST- III を入れてますけど、決してかつてのドラッグ的なチューンではなく、あくまでも大排気量のパワーをストリートで楽しむためのエンジンを作ったわけです」(同)

 

昔からパワー&トルクを上げるための最も効果的な方法は、排気量アップと言われる。この車両も、そのセオリーどおりの手法を採っているわけだが、さらにヨシムラ製ST-1カム、TMRφ40mmキャブなどによって、中低速寄りの出力特性を演出。『大きめの排気量で下のトルクを出し、ST-2カムで上の伸びを出す』というのは、Zカスタムのひとつの定番的手法だが、この車両ではそのパワーをすべて下振りにしているわけだ。その面白さ、推して知るべしといったところだろうか。

エッジ Z1の詳細写真は次のページにて

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