ホンダ CB1100R 1984

掲載日:2009年02月08日 名車ライブラリ    

HONDA CB1100R 1984

1980年代、各バイクメーカーは最強最速を目指し、最新テクノロジーを採用したニューモデルや、世界中のマーケットニーズに対応したニューモデルの開発を積極的に行っていた。CB750FやCB900Fで成功を収めていたホンダはレーシングテクノロジーをダイレクトにフィードバックした究極的市販車を1981年に発表。それがワークス耐久レーサーとスーパーバイクのDNAを持つCB1100Rだ。当時としてこれほど高スペックのマシンを開発したのにはもう1つ理由がある。完全にノーマルのマシンで競われる南半球のロードレース「スワンカップ」での活躍を目指したのだ。これまでのCB900Fではパワー不足との声が現地から寄せられており、そんなニーズに応じて開発された経緯がある。強化されたサスペンションとブレーキ、外装はFRP製のフルフェアリング、タンクに至ってはアルミ製の24リットル仕様が標準装備されているのは驚きの一言だ。

HONDA CB1100R 1984 Machine Detail Check!

SPECIFICATIONS - HONDA CB1100R 1984

HONDA CB1100R 1984

■全長×全幅×全高 = 2,215×770×1,340mm

■軸距 = 1,490mm

■エンジン形式・種類 = 空冷4サイクルDOHC4気筒

■総排気量/ボア×ストローク = 1,062cc/70mm×69.0mm

■圧縮比 = 10.0

■最高出力 最大トルク = 100ps/9,000rpm 8.6kgm/7,500rpm

■始動方式 = セル

■変速機 = 5速

■タイヤ前/後 = 3.50-19 / 130/90-18

■ブレーキ形式 前 = 油圧式ダブルディスク

■ブレーキ形式 後 = 油圧式シングルディスク

■発売当時価格 = -

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索