ホンダ  VTR
ホンダ  VTR

ホンダ VTR – いっさいのムダを省いた“ベーシック”な車体構成

掲載日:2007年10月15日 試乗インプレ・レビュー    

ホンダ伝統の90度Vツインを搭載
時代時代にエポックな入門バイク

「VT」と聞くと懐かしさがこみ上げてくる人は、まさにバイクブーム華やかかりし時代に青春を過ごした世代ではないだろうか。今回紹介する「VTR」はまさしくそのVTの末裔ともいえるモデルである。VTシリーズは250ccというベーシックなクラスながら、時代時代の新しいチャレンジを盛り込んだホンダスピリッツのひとつの流れだった。

ホンダ VTRの画像

250ccながら本格的なフルカウルを纏った「VT250F」、アルミダイキャスト製の「CASTEC」フレームが特徴的な「VT250スパーダ」、Vツインを生かしたアメリカン「V-ツインマグナ」、400ccをも思わせる大柄な車体がひとクラス上の車格を漂わせる「ゼルビスVT250F」など、ビギナーでもこの中からひとつくらいは車名に思い当たることができるだろう。そして、’97年に当時のドゥカティ人気に端を発したVツインスポーツバイクブームの空気を映して登場したのがこの「VTR」である。

ホンダ VTRの特徴は次ページにて

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