掲載日:2017年10月25日 トピックス
取材協力/東京モーターショー2017 取材・写真・文/バイクブロス・マガジンズ
Honda Riding Assist-eと並ぶ本田技研工業株式会社の八郷社長。
10月25日(水)からスタートした第45回東京モーターショー。プレスデー1日目正午からスタートしたホンダのプレスカンファレンスでは、本田技研工業株式会社の八郷隆弘社長が登壇し、新型ゴールドウイング、新型カブ110&50、PCXハイブリッド車の発表をはじめ、同社ロボティクス技術をベースにした自立型二輪コンセプト「Honda Riding Assist-e」のお披露目を行った。
二輪展示ブースでは、さきほど累計生産台数が1億台に達したスーパーカブシリーズの特別展示ブースを展開。カブの歴史を築いてきた歴代モデルの展示とともに、1億台達成記念モデル、新型スーパーカブ110&50、市販予定車のクロスカブ110(Cross Cub 110)がお披露目され、大きな注目を集めていた。また、コンセプトモデルとして、スーパーカブC125(Super Cub C125)とモンキー125(Monkey125)も発表。市販に期待が持てる高い完成度での実車展示となり、こちらも終日人だかりが絶えなかった。
また、大型モデルではホンダツーアラーのフラッグシップであるゴールドウイング・ツアー(Goldwing Tour)が市販予定車として登場。また、次世代ネイキッドのコンセプトとして「ネオ・スポーツ・カフェ・コンセプト(Neo Sports Cafe Concept)」も発表された。
小排気量モデルから大排気量モデルまで、くまなく新モデル&新コンセプトが出揃ったホンダブースには会期中是非足を運んで欲しい。
01ホンダの歴史とともに歩んできたスーパーカブ。ブース内でも大々的にフィーチャーされている。
02さきほど発表された新型スーパーカブ50。新型モデルから熊本製作所での生産が復活すると先日アナウンスされた。
03こちらは原付2種となるスーパーカブ110。50/110ともに新型モデルから丸目のヘッドライトが復活! 待っていたファンも多いのでは?
04参考出品車ながら【市販予定車】と書かれたプレートが掲げられていたクロスカブ110。往年のCT110を思わせるスタイリングがGOOD!
05屈強な前後キャリアや前後のマッドフラップなどCTならではの装備が魅力的。マフラーはダウンタイプながら、ヒートガードのパンチングが往年のCT的である。
06こちらは累計生産1億台記念モデル。1958年に始まったスーパーカブは来年で60周年を迎える。
07コンセプトとして展示されていたスーパーカブC125。125ccエンジンを搭載し、灯火類はLEDを採用。ブレーキにはABSを装備する。
08ミッションはもちろんロータリー方式でカブとしての特徴は外さない。このまま市販されそうなほど完成度が高い。
09こちらもコンセプトながら、いまにも販売しても良さそうなほど高い完成度のモンキー125。大柄にはなったが雰囲気は抜群だ!
10かつてのZ50Aを思わせるツートンの塗り分けタンクや、アップマフラーなど誰が見てもモンキーとわかる作り。ブレーキにはもちろんABSを装備。
11スタイリッシュな出で立ちのゴールドウイングツアー。新開発の水平対向6気筒を搭載している。
12各種機能を操作するコクピット。現代にふさわしい最新機能が盛り込まれているが、操作性を重視したインターフェースにも注目。
13LEDを多用したヘッドライト周り。これまでのイメージをうまく引き継ぎながら、新時代のゴールドウイングとしての存在感を演出している。
14CBR1000RRのエンジンを搭載した新コンセプトのネイキッドカフェ、「ネオ・スポーツ・カフェ・コンセプト」。
15走りに必要な装備だけを身にまとった筋肉質のデザインは、CB1100RSともまた違ったアプローチ。ネイキッドの新潮流となるか?
16メッシュ付きのファンネルや、アルミ地肌むき出しのサイドパネル、CBRの心臓部が織りなす造形には荒々しさを感じる。
17タンクもアルミ製。クリアーレッドの深みと、ヘアライン仕上げのツートンカラーをはじめ、ダイナミックな造形も魅力的だ。
18プレスカンファレンスでは、各コンセプトモデルが示すホンダの将来的なビジョンを語った八郷社長。二輪新モデルへの期待度もかなり大きなもののようだ。
19こちらは四輪の目玉、スポーツEVコンセプト。どこかエスハチ・ハードトップを思わせるような流麗なスタイリングを持つ。
20ホンダの誇るロボティクス研究の一環として進化が進む「Honda Riding Assist-e」。ライダーが乗った状態で前後輪のみで自立しているから驚く。
21左右にやじろべえのような足がついているが、スイッチオンの状態では、ライダーが乗っていなくともこのように自立している。
222017年1月に世界的な家電見本市、アメリカCES2017でお披露目された「Honda Riding Assist-e」。今回お披露目されたモデルは同ショーで発表された車両よりさらに進化している。
23ここからは市販車ベースのコンセプトを紹介。こちらは、CBR250RRのカスタマイズコンセプト。
24アクラポビッチのサイレンサーや、ホワイトのカラーリングでRRが持つスポーツイメージをさらに際立たせている。
25オーセンティックなモデルとして人気を誇るCB1100EX。ブラックアウトしたモリワキのサイレンサーをはじめ、派手さを抑えたカスタムが玄人好み。
26カスタムベースとしての可能性を秘めたレブル250。低めのハンドルやオーリンズのリアサスペンションなど、走りをイメージしたカスタム例だ。
27新色が追加されたCRF250Rally。既存カラーと合わせてこちらも人気が出そう。
28あらゆる排気量帯のニューモデルが勢ぞろいするホンダブース。ホンダのいまが分かる展示内容は必見である。
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