掲載日:2017年06月13日 トピックス
取材協力/ヤマハ発動機株式会社 取材・写真・文/浜瀬将樹(一間堂)
曇り空の隙間から優しい日差しが愛車に注ぐ日曜日。ヤマハを代表するスーパースポーツモデルであるYZF-Rシリーズを愛するライダーが、スポーツランドSUGOに集結しました。同じ趣味嗜好を持った人と一緒の時間を過ごせるこの幸せな1日を完全レポートします!
2017年6月4日の日曜、宮城県柴田郡村田町にあるスポーツランドSUGO特設駐輪スペースにて「YZF-Rオーナーズミーティング」が開催されました。参加資格は「ヤマハファンならびにYZF-Rシリーズファンであれば誰でも入場OK」ということで、朝から多くの人が来場。この日は風が強く、雲が空を覆っていたため、天気が心配されましたが、雨がライダーを困らせることはありませんでした。
会場を見渡せば、数多くのブース、マシン展示、そして食欲を満たす移動販売などが立ち並び、10時スタート(9時駐輪場オープン)の時点で、早くも来場者のテンションはマックスに。買い物に興じる人、ブースでメーカーのスタッフに相談をする人、YZF-Rシリーズ最新モデルの撮影をする人など、それぞれが楽しい時間を過ごします。
全日本ロードレース選手権などに使われている会場ということもあって、YZF-R25やYZF-R1をはじめ、ロードレースライダーの中須賀克行選手によるYZR-M1のデモンストレーション走行も併催。参加者にとっては、自分たちが乗っているマシンのポテンシャルを知れる良い機会なので、真剣にその走りを見つめます。プロのテクニックや、ホームストレートでの目にも留まらぬスピードに、ギャラリーも感動。走行終了後には大きな拍手を送っていました。
この他にも、チャリティーオークションや開発者を交えてYZF-Rシリーズを語るトークショー、YZF-Rオーナー全員参加のパレードランが行われるなど、参加者にとっては忘れられない1日となりました。「YZF-Rオーナーズミーティング」は2018年にも開催予定とのこと。来年はいよいよシリーズのフラッグシップ・YZF-R1が誕生して20周年。このメモリアルなイベントに参加して、新しいYZF-Rの魅力を再確認しましょう!
01事前受付をしたライダーにはステッカーをプレゼント。オリジナル記念Tシャツ(3,000円)は限定100着でしたが、なんと午前中にはソールドアウト!
02駐輪場では、「R1」、「R6・R7」、「R3・R25」……といったように、モデルによって区切っているため、お目当ての車両が見つけやすく、ディスプレイとしての役割も果たします。
03同じく駐輪場のスペースで「ロードライダー」の撮影会を実施。自慢の愛車をアピールすべく、多くの人が参加しました。
04左からプロト、山城のブースです。自社のカスタムパーツを装着したデモ車を展示し、製品をアピールします。来場者は興味津々の様子でカスタムパーツを見つめていました。
05ブースは、左から松本エンジニアリング、スフィアライト、クシタニ。この他にも、ワイズギア、ヤマハモーターサポート&サービス、プレストコーポレーション、モトコ、ブリヂストン、ヨシムラジャパン、D.I.D、アクティブ、ヒョウドウプロダクツ、バイクるん、サンスター、キジマ、岡田商事、ドッグファイトレーシングらが出展。
06YZF-M1に跨って記念撮影ができるブースも! MotoGP参戦に合わせて開発されたマシンだけあって大人気です。行列がとぎれることはありません。
07メインステージ後方には、YZF-R6をはじめ、Rシリーズの最新モデルを展示。実際に跨る人や、気になるディテールをジッと見つめる人、写真を撮る人などがおり、大人気のエリアでした。
08バレンティーノ・ロッシのファンであるM山さん(51)。ロッシが乗るYZR-M1をイメージとしたYZF-R25 Movistar Yamaha MotoGP Editionで来場しました。家族全員バイク乗りだそうです。
09インパクトのあるYZF-R1で参加したのは、はたてつさん(29)。アニメに登場するロボットを参考にマシンを仕上げたとのこと。1年以上かけて製作したそう。
10YZF-R25をベースとするレース車両(JP250クラス)のデモンストレーション走行。普段レースを走っているライダー(中には中学生も!)が、本番さながらの走りを見せてくれました。
11続いては、YZF-R1、YZF-R6のデモンストレーション走行です。公道モデルにも関わらず、あまりの速さに参加者からは驚きの声が!
12ロッシ選手、マーベリック・ビニャーレス選手のサイン入りグッズが貰えるチャリティーオークションがスタート。ファンなら喉から手が出るほど欲しい逸品です。ゲットした男性も嬉しそうですね。
13初代YZF-R1のプロジェクトリーダー三輪邦彦氏、2007年モデルプロジェクトリーダー島本誠氏、2009年モデルプロジェクトリーダー西田豊士氏による開発者トークショーが行われました。それぞれの口から語られる秘話に、お客さんも興味深そうに耳を傾けていました。
14この後行われるYZR-M1のデモンストレーション走行のためにマシンを調整しています。SUGOに鳴り響くマフラーサウンドに来場者が殺到しました。ピットスタッフの一挙手一投足に皆さん視線を集中させています。
15いよいよロードレースライダーの中須賀克行選手が運転するYZR-M1のデモラン。ホームストレートのトップスピードはもちろん、途中でウイリーをするなどのパフォーマンスを披露し、来場者の心を鷲掴みにしていました。
16デモラン終了後、中須賀選手は「M-1のDNAがR1には注入されています。皆さんこれからもR1の魅力を感じて走ってください!」とコメント。
17いよいよ最後のお楽しみであるパレードラン。普段プロが使うコースをじっくり味わうように愛車を走らせていました。
18スタッフに見送られながらの帰宅です。あっという間の1日でしたねー。参加者の皆様本当にお疲れ様でした! また来年!
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