ベータ RR4T 125
ベータ RR4T 125

ベータ RR4T 125 – 信頼性の高いヤマハ製空冷シングルを搭載

掲載日:2014年05月14日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/三上 勝久  ライダー/大川原 潤(エンデューロIAライダー)

ベータ RR4T 125の詳細写真

ベータ RR4T 125の画像

同時期に発売されたREよりも太い正立サスペンションを採用。剛性感、レスポンスともに文句なしの性能。

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シートはコインなどでファスナーを外すことで簡単に脱着可能。とは言っても下に何か入るわけではない。

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ノーマルのままでもオフロードを走れるややローギアードなスプロケットを標準装着。チェーンガイドも実戦的なものが標準で装着されている。

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空冷エンジンなので張り出したシュラウドの内側にラジエーターはなく、電装部品などが収まっているほかは空。

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フロントブレーキには、ウェーブタイプのローターを採用。タッチ、制動力ともに優れている。

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ハンドル右側は、セルスターターとキルスイッチのみのシンプル設計。

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左側には、トレールモデルなのでごく一般的なスイッチボックスが付く。グリップはヨーロッパで人気の高いドミノ製。

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ハンドルクランプ周りも、トレールモデルなのでコンパクトなデジタルメーターが標準装備となる。

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必要にして十分なパワー、トルクを発生するヤマハ製空冷4ストロークエンジン。エキパイはステンレスで高級感もある。

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リアブレーキはシングル1ポッドの油圧ディスク。このクラスはリアがドラムであることも多い点を考えると、上々な装備。

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リアショックはリンクレスでダイレクトにマウントされる。柔らかめではあるが、林道程度なら問題なし。

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スチール製のクロスバー付きハンドルを採用。バークランプはクラウンと一体成型のものになる。

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コンパクトにまとまった、LED採用のテールライトを中心としたリアまわり。ウインカーのデザインもいい。

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シート下はバッテリーとエアクリーナーボックスで占められている。法定書類程度を収めるのがやっとだろう。

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トレールモデルなので、タンクキャップカバーはキー付き。カバーを開けるとネジ式のキャップが見える。

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リアブレーキもウェーブタイプのディスクローターを採用。チェーンアジャスターは、コンペモデルと同形状で微調整ができるタイプ。

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ステップはスチール製のオフロードタイプ。ワイドタイプではないが可倒式で必要十分といった感じ。

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リアサスペンションの上部マウント位置を変更することで、車高を調節できる。写真はRE。

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意外にコースも行ける。フープスなどを飛ばなければ十分にラフなオフロード走行が楽しめる。

SPECIFICATIONS - BETA RR4T 125

ベータ RR4T 125 写真

価格(消費税込み) = 39万9,600円
※表示価格は2014年5月現在

Betaは、イタリア・フィレンツェを本拠とする1904年生まれの長い歴史をもつブランド。RR 4T 125は、主にヨーロッパのビギナーのため、またコミューターとしてバイクを使いたい層に向けてリリースした、空冷4ストローク125ccエンジンを搭載するモデル。

■エンジン型式 = 空冷4ストローク単気筒OHC
■総排気量 = 124cc
■ボア×ストローク = 54×54mm
■最高出力 = -
■最大トルク = -
■トランスミッション = 5速
■始動方式 = セル・キック
■サイズ = 2,145mm
■車両重量 = 101kg
■シート高 = 915mm
■ホイールベース = 1,403mm
■タンク容量 = 6リットル
■Fタイヤサイズ = 80/90-21′
■Rタイヤサイズ = 110/80-18′

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