サーキット性能No.1を目指したカワサキのスーパースポーツZX-10R

掲載日:2017年09月01日 車両・バイク紹介    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

スーパースポーツフラッシュバック!! カワサキ・ZX-10R(2004-2005)の画像

カワサキ・ZX-10R(2004)

ストリート重視のZX-9Rから大きく変貌を遂げ
サーキット最強を目指したZX-10R

1994~2003年のスポーツフラッグシップとなるZX-9Rではストリート重視のスタンスを最後まで崩さなかったカワサキが一転、「サーキット性能No.1」というコンセプトで生み出したリッタースーパースポーツがZX-10Rだ。175psを発揮するエンジン(クランク/メイン/カウンターの3軸は逆三角形配置という独特の構成で、排気バルブはチタン、径43mmボアのフューエルインジェクションはデュアルバルブ)と170kgの車体(スリム化を求めてツインスパー部をエンジン上に通した独特のバックボーン型)から算出されるパワーウェイトレシオ0.97は、当時量産車世界最小だった。

スーパースポーツフラッシュバック!! カワサキ・ZX-10R(2004-2005)の画像

カワサキ・ZX-10R(2005)

SPECIFICATIONS - KAWASAKI ZX-10R(2004-)
  • エンジン = 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒998cc
  • ボア×ストローク = 76.0×55.0mm
  • 圧縮比 = 12.7:1
  • 最高出力 = 128.4kW/11,700rpm
  • 最大トルク = 115N・m/9,500rpm
  • 変速機 = 6速リターン
  • サイズ = 全長2,045×全幅705×全高1,115mm
  • 軸距 = 1,385mm
  • 乾燥重量 = 170kg
  • タンク容量 = 17.0リットル
  • シート高 = 825mm
  • キャスター角 = 24.00度
  • トレール = 102mm
  • Fタイヤサイズ = 120/70ZR17
  • Rタイヤサイズ = 190/50ZR17

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