SCORPION DNA-450AIR GRAPHIC TYPE

完ぺきなフィッティングを実現する
エアポンプ付きフルフェイス

ヘルメットを選ぶとき、微妙なサイズ違いに悩んだことはないだろうか？ Lサイズはちょっと小さいんだけど、XLサイズでは大き過ぎる、だからと言って追加で内装を買い足すほど予算は無いし…という事態は、ライダーを苦悩の底へ誘う。法律で着用を義務付けられているだけでなく、命を守る大切な装備であるヘルメットだけに妥協するのは避けたいところだし、そもそもサイズが合っていなければ本来持っている防護性能が発揮されない可能性も高い。だが、この重要な問題に対する解答を、私は先日発見してしまった。

「SCORPION DNA-450AIR GRAPHIC TYPE」が、まさしくそれ。一見するとレーシーな雰囲気のフルフェイスヘルメットだが、実は大きな秘密があるのだ。DNA-450AIRの内装には、なんとエアポンプが内蔵されている。普通にヘルメットを被った後に、チンガード部分の内側に備えられたポンプを押し込むと、内装に空気が充填されてフィッティングが変化するのだ。自分の頭のサイズに合うように調整してやれば、簡単にジャストフィット状態を作り出せる。脱ぐ時はポンプ横にあるボタンを押せば瞬間的に空気を抜くことが出来るので、使用時に面倒は感じないだろう。XXLサイズをXLサイズとして使用する、といった大胆過ぎるサイズチェンジには対応していないが、前述したような「LなのかXLなのか…」といったサイズのスキマをしっかり埋めてくれるはずだ。もちろんヘルメットとしての実力も十分で、SNELL規格をパスしているだけでなく、レースでも使えるMFJ認定品。これで価格も3万円を少し超える程度というのも嬉しい。「どうもヘルメットが頭に合わないんだよな…」とお悩みの方は、是非一度“エアポンプで調整できるヘルメット”を試してみて欲しい。

スコーピオン DNA-450AIR GRAPHIC TYPE

シールドの取り外しは簡単

シールドの脱着は容易で、上に持ち上げてサイドにあるスコーピオンロゴの付いたノブを回すだけ。取り付けもやりやすい。

シールドロック＆微小開閉

左側ノブの下に付いているスイッチは、シールド内部が曇った時などに使う微小開閉用。後ろに倒せばシールドロックも可能。

ベンチレーションも充実

合計5ヵ所にベンチレーションを装備。額部分はセンターとサイドを個別に開閉可能。シチュエーションに合わせて調整が出来る。

迫力あるグラフィック

用意されているカラーラインナップは全部で4種類。スピード感のあるデザインもこのヘルメットの魅力のひとつ。

丸洗いOKの内装

吸汗速乾素材を用いた内装はフル脱着出来る。もちろん洗濯機での丸洗いに対応しているため、いつでも清潔。

エアポンプで内装調整

このヘルメットの目玉装備とも言えるエアポンプは、チンガード裏に配置。青い部分を押せば少しずつ空気が入る。

スコーピオン DNA-450AIR GRAPHIC TYPE

エアポンプで内装サイズを調整できるヘルメット。スネル規格取得、MFJ公認でサーキットランにも最適。

価格／3万1,500円

問合せ先／スコーピオン