
掲載日:2026年05月12日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ

八ヶ岳の高原で1964年型のミラクルコンビが完成! 「HONDA S600」と「HONDA C100」の二台を並べて撮影しました。S600オーナーのT氏はCT90にも乗られていて、二年前のカフェカブで出会って以来の再会に感激です!
ところで、ここはどこだ~?
毎年6月、長野県の原村で開催される「Highland Gathering」。八ヶ岳の西麓、澄んだ空気と緑の芝生が広がる園地にヴィンテージバイクやクルマがゆるやかに集まるイベントです。昨年は、ご縁あってその運営のお手伝いに参加させていただきました。といっても、気になる車両があちこちにあって、つい足が止まってしまう“ゆるめのスタッフ”だったのですが…(笑)。

原村にある「八ヶ岳自然文化園」のイベント広場が会場です。ふっかふか♪の芝生にヴィンテージバイクやヴィンテージカーが並びます。

このイベントの参加資格は1972年以前の車両(例外もあり)ということで、一緒にお手伝い枠で参加したM氏は1968年型の「CT90K0 TRAIL90」(ライフルホルダーにもご注目)で登場。エキパイからマフラーにかけての曲線とガードが美しいです。M氏は火消し半纏のコスチュームにもこだわっています。わが家のC100と二台で会場に並びました。

このタンクの色が「Douglasシルバー」と呼ばれる色なのでしょうか。風切りの表示にもあるとおり、「1927年型 Douglas EW600」です。縦置きの水平対向2気筒エンジンはDouglasの伝統だとか。ヘッドライトはカーバイトランプで炭化カルシウムと水の化学反応で発生するアセチレンガスを燃やします。こんな希少な実物を目の前で拝むのは初めて。このバイクはナンバー付きで標高1300mの会場まで走ってのご参加です。


参加者がマニアックなブースを開店! みなさんが興味津々で集まってきます。ほかにもヴィンテージバイクのイラスト原画を飾る森の個展が開催されたりと、参加者同士の楽しい交流は尽きません。同道のご家族も芝生の上でくつろぎます。

「シトロエン・トラクシオン・アヴァン11CV」は神奈川県から、なんと自走で参加! セル付きですが、オーナー自らクランク棒でエンジンスタートを披露され絶好調です。フロントガラスは手動で開閉します。エアコンがない時代には重宝されたことでしょう。乗り心地は応接室の上等なソファに座っているような贅沢さでした。
さて、この「Highland Gathering」は、今年も6月7日(日)に開催予定です。めったにお目にかかれない希少なバイクやクルマは眺めているだけで幸せになれます。当日の見学は無料。会場となる「八ヶ岳自然文化園」のイベント広場は“まるやち湖”に面した駐車場の目の前です。標高1300mだけに旧車のカブには少々手ごわいかもしれませんが、のんびり走って遊びにきてください。もちろんクルマでもOK。きっといい一日になるはずです。わたしも会場のどこかで、たぶん、あのC100とお待ちしています。
『第12回 HIGHLAND GATHERING 2026』
開催日時:2026年6月7日(日)9時(参加者の受付)~13時頃解散
会場:八ヶ岳自然文化園 イベント広場(雨天時は屋内展示になる可能性あり)
見学は自由。見学者のバイクのクルマの園内乗り入れは厳禁です。必ず駐車場(まるやち湖隣接駐車場や自然文化園駐車場)をご利用ください。
※詳細はFacebookの「ハイランド ギャザリング(highland gathering)」をご覧ください。







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