カブ生活

ゆるカブ第百九十二回「ゲストハウスに新旧CTカブ女が3人」

掲載日:2023年02月12日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

ゆるカブ第百九十二回「ゲストハウスに新旧CTカブ女が3人」メイン画像

なにやら趣きのある古民家にカブが集合。ここは長野県東筑摩郡筑北村にあるゲストハウス「角屋」さん(2022年5月撮影)です。筑北村は長野県のほぼ中央にありまして、四方を山に囲まれ長閑な農村風景が広がる美しいところです。

明治時代は商家だった古民家にカブで宿泊

春が待ち遠しい二月、昨年の旅記録を整理していたらSSTR(サンライズサンセットツーリングラリー)の写真が出てきました。ラリーのゴール後に能登半島から帰宅中、CT仲間のナオミさんと二人でゲストハウスに宿泊しつつお手伝いをするという愉快な経験をしました。

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前列中央はゲストハウスの女将、櫻井惠子さん(ケイコ女将)。前日はSSTR帰りの方で満員御礼。大忙しで迎えた朝の記念撮影です。にわかヘルパーのナオミさんとわたしはエプロン着用。あ、わたしは宝達志水町の応援隊から頂戴したTシャツも着ていますね。ゲストハウスはソロの宿泊者もライダー同士で楽しいひと時を過ごします。前夜は屋外バーベキューで焼き方担当。おおいに盛り上がりました。

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翌朝の出発は恒例(!?)の動画撮影。ケイコ女将と同宿の方々、杉の大木に見守られてライダーが元気に出立していきます。宿内部の写真は宿のホムペでご覧を。

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宿の看板ロゴを背負ったTシャツがカッコイイよね。宿泊のみなさんと女将が並ぶ姿をリクエストして撮影。

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宿泊のみなさんを見送った後、新旧CTに乗る3人でプチツーリング。ナオミさんのCT125太陽号の自作巨大箱は昨年のSSTRでも人気の的です。さて、この撮影場所は「筑北村北アルプスパノラマ展望台」です。旅先でこんな絶景に出逢うとき無性に幸せを感じます。ケイコ女将のCT110に先導してもらい、わたし達が向かう先はどこでしょう?

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じゃ~ん!! 三好礼子さんの「ペレファカフェ」(長野県松本市七嵐)に到着。じつはナオミさんはバイクに乗り始めたうら若き頃、ファラオやパリダカを走るラリーストの礼子さんに憧れたそうです。で、ようやく感激の初対面を果たしました。わたしが礼子さんに会ったのは40年近く前、当時は道で女性ライダーに出会うだけでも珍しかった。その後、たくさんの女子ライダー仲間ができるのだけど礼子さんはずっと憧れの存在です。

この日は宿泊者全員がSSTRライダーという貴重な日。じつはにわかヘルパーの二人はSSTRのイベントに参加した後、能登半島を昼に出発して筑北村へ。カブですから一般道を一気に走ってもゲストハウスに到着するのは夕方。ほかのお客さんより遅い到着で申し訳なかったのだけど、ケイコ女将は「イベントに参加してから来ればいいよ」と笑って対応してくれる度量の大きい女性なのです。で、その彼女は2月にこの第192回が公開される頃、南米ペルーからボリビアへとXR190Lで走る大冒険の旅をしています。旅の無事を祈り、こんどゲストハウスを訪ねるときは旅のミヤゲ話しを楽しみにしています。

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