カブ生活

ゆるカブ第百八十二回「CT125初転倒でスタンド強化」

掲載日:2022年09月11日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

ゆるカブ第百八十二回「CT125初転倒でスタンド強化」メイン画像

ミラー大破です。CT125は車重が軽い(120㎏)から、たとえ足つきがツンツンでも「無転倒で乗るぞっ」と意気込んでいましたが、あっさりと転倒。ヘコみましたよ…シクシク。

CT125キャンプ旅ライダーの憂鬱はサイドスタンド!?

CT125のリアキャリアは横幅409mm×前後477mmと大型サイズ。キャンプや遊びの道具がたっぷり積める頼もしい大きさなのだけど、調子にのって積み過ぎるとサイドスタンドがうまく機能しません。フロントタイヤの接地が不安定になってリアタイヤとサイドスタンドで車体を支えている感じ。これだと地面が平らなアスファルトならともかく、旅先でよく遭遇するカマボコ状の路肩や不安定な林道ではサイドスタンドを掛けても「ぐにゃり」と倒れちゃうことがあるのです。

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昨秋の能登半島にて。この農道脇でコスモスとCTを撮影していたら、目の前のCTがゆっくりと向こう側へ傾き、腹見せして横転。ミラーが粉々になりました。キャリアには55Lのリアボックスとドライバッグ、キャンプチェアなどを積載。

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その後、天竜(静岡県浜松市)で開催された「カブミーティング大集合in天竜」(ゆるカブ第165回参照)で陶山さん親子に出逢いました。豊橋からタンデムで走ってきたCT125にはヨシムラ管や大容量のGIVIのリアボックス(58Lサイズ)など、カスタム装備類がてんこ盛りですばらしかったのだけど、なにより心を鷲掴みされたのはサイドスタンド!

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コレです。ENDURANCE製の「CT125強化スタンドブラケット」。オリジナルのスタンド位置をブラケットの装着で後方へずらせるのです。

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陶山さん号は息子さんとタンデムするためキャリアのかなり後方にリアボックスを載せています。これだとオリジナルのサイドスタンド位置のままでは不安定で強化ブラケットを装着したそうです。余談ですがアルミのサイドツールボックス(TOURATECH製)がカッコイイですね。

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こちらは"ゆるカブよしえ号"です。純正サイドスタンドのままなので荷物満載の時はなるべく平らな場所へ駐輪するなど気を遣います。砂浜ではカマボコ板も必須アイテム。ヒモ付きなので乗ったままで回収できます。

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その後、強化ブラケットを予約注文。手に入るまで半年以上待ちましたが、今夏にめでたく装着しました。

さて、CT125の車重は120㎏と軽いのですが、ひとたび腹見せ横転した車体を引き起こすのはたいへんです。じつは還暦世代になってすっかり非力になりました。腹見せ横転のときはまずタイヤを地面に接地させるのがセオリーなのだけど、CTは横転したまま柔らかい地面にめり込むばかり。で、大汗かいて格闘していたら、地元ナンバーの軽トラに乗ったオジサマが現れたのです。“軽トラの王子サマ”(一字ちがいだけど)のおかげで無事にCTを救出できました。オジサマ、ありがとう!!

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