掲載日:2022年08月21日 原付漫遊記 › 松本よしえのゆるカブdays
え・文・写真/松本よしえ
朝からスカッと晴れまして、CT125で都内から約50㎞圏内の山へ。某月刊誌「男の隠れ家」の別冊「夏山へ。2022」のイラストルポ取材のため、"CTで行く登山"を楽しみに走ってきました。写真は青梅街道こと国道411号ぞい、JR青梅線の軍畑駅辺り(東京都青梅市)です。
カブと日帰り登山はきっと相性がよいはず。そう思ってCT125で奥多摩の高水三山(高水山~岩茸石山~惣岳山)へ出かけました。都内からは片道約50㎞ですから早朝ならば一走りの距離。こんな身軽さこそカブの真骨頂だと思いませんか。CT125に積んだ大きな鍵付きのリアボックスも大活躍します。
予めCTを安全に駐輪できる場所を見つけておきましょう。この日は「軍畑園地駐車場」へ。すぐ近くには「青梅柚木苑池」の駐車場もあり、どちらも無料です。クルマや人の邪魔にならないように駐輪します。リアボックスにはヘルメットや登山計画書のコピー(予備)などを格納。念のためにタイヤを鍵でロックします。
JR軍畑駅前にある地図をご覧ください。この日は高水三山(高水山~岩茸石山~惣岳山)を縦走した後、多摩川ぞいの「御岳渓谷遊歩道」を歩いてCT125の元へ戻ります。
多摩川に架かる「軍畑大橋」から上流の眺め。橋から国道411号を約450m歩くと「御岳渓谷遊歩道」へ降りる階段の入口があります。遊歩道の途中には気軽に立ち寄れる酒蔵のオープンテラスや休憩所も。遊歩道を往復するだけでも気持ちがよいですよ。
高水三山(高水山~岩茸石山~惣岳山)を巡る縦走ルートは靴など登山の装備をして臨みます。高水山では山頂の古刹「常福院」に立ち寄り、岩茸石山からは遠望が楽しめます。平均的な所要時間は約4時間ほど。
御岳駅へと降りる縦走ルートのご褒美は「玉川屋」の蕎麦と田楽。下山して目にする茅葺屋根の佇まいに癒されます。ただし休日はメチャ混み必至です。
多摩川の川岸を歩く「御岳渓谷遊歩道」はほとんど平坦な小道です。ところどころ階段の上り下りあり。川の流れる音と緑に癒されます。
さて、登山を楽しんだ後は自走で帰宅します。そのために余力をどのくらい残すかは配分がむずかしいところ。それでも時間の自由度は高いから温泉に寄って汗を流したり(河辺温泉へ立ち寄り)、マイペースで休むことができます。無理なく歩けるコースを選べば体力アップになるし自信もつきます。コロナ禍で運動不足気味の身体に気持よい喝をいれるにはピッタリかもしれません。
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