カブ生活

ゆるカブ第百七十回「春だよ、梅の花香る亀戸天神へ」

掲載日:2022年03月13日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

ゆるカブ第百七十回「春だよ、梅の花香る亀戸天神へ」メイン画像

今年の梅はのんびりと咲いております。菅原道真公をお祀りする亀戸天神社(江東区)は例年3月初旬まで「梅まつり」を開催。

カブで走って花見の名所を発見!

2月末日、カブで都内を走っていたら甘く芳しい梅の花の香りに誘われました。気象庁によれば都内の梅は2月1日に開花したそうですが、名所として知られる亀戸天神を訪ねてみると境内は梅の花が目の前で次々にほころび始めるところ。巷ではまだグリップヒーターの恩恵に与る日が続きますが、「ようやく冬も終わるんだなぁ」とシミジミと実感しました。亀戸天神社は藤の名所でもあります。4月になれば藤の花が一斉に咲いて藤棚の下は甘やかな藤の香りが漂いますよ。

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東京の亀戸天神社は梅の花の名所。春先から約50種300本もの梅が次々に咲いて花の香りに包まれます。写真は正面の鳥居。東門(本殿の右手)脇には無料の駐車場があります。

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天神様の周囲はマスクをしていても花の甘い香りがしています。八重先の枝垂れ梅が境内から外へと咲きこぼれていました。

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境内の真ん中、心字池に架かるお太鼓橋脇に咲く白梅も楚々とした美しさ。着物姿の女性が映えますね。

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本殿の向こうには東京スカイツリーが見えます。満開の梅や藤の花の時季ならばスカイツリーと花のコラボ写真も撮れそうです。

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本殿の両側には紅白の梅が植えられています。この花が梅の実になる頃に妄想を膨らませましょう。

さて、気の早い話ですが境内の梅はやがて結実して青梅へと育ちます。その実は神職が自ら収穫して梅干しや梅酒に加工されるそうです。天神様の梅でつくる梅干しや梅酒ってどんな味なのでしょう。たまたま散歩にいらしたご近所さんのお話では、運がよければ梅の実をおさがりで頂戴できるのだとか。都内の梅は6月に入ってからが収穫期。2019年には300個収穫されたという情報もあるので授かりに行ってみようかな!?

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