カブ生活

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」

掲載日:2021年12月12日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」メイン画像

「2021 CUB-CUP(カブカップ)」第3戦の参加車両でNO.55「ユ・ミックスレーシング」のスーパーカブ50(年式不明)は"寿司屋"クラスにエントリー。4サイクル60㏄以下、無改造エンジンが条件のクラスです。2021年の最終戦は12月12日、6時間耐久で催される予定。

友人や家族も楽しめるカブのレース

数年前から友人達がカブの耐久レースにハマっています。「カブカップ」は「富士スピードウェイ」のカートコースに設けられたコースを3時間(6時間)耐久で走るというもの。正式名称に「ビジネスバイク・チーム対抗3時間(6時間)レース」とあるとおり、参加車両はビジネスバイクで無改造エンジンというレギュレーション(一部、電動バイクや改造車両も混走)で、なんと約30台のカブが熱戦を繰り広げます。

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」02画像

スタートは「ル・マン式」でキックか押し掛けのみ。友人のNO.69「MIX Racing」の車両はスーパーカブ50カスタム(年式不明)です。

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」03画像

カートコースは全長520m。友人達がエントリーしている"寿司屋"クラス1位のベストラップは36.827秒、3時間で260周を走りました。

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」04画像

持ち込みのテントを張ったピットでは応援に駆けつけた仲間がレースを見守りながら料理中。ライダーの愛犬も後ろで応援します。仲間や家族が集って楽しんでいます。

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」05画像

コースの電光掲示板には車両に装着した発信機が測する周回数とタイムが随時表示されます。「カブカップ」は9つに分かれた全クラスが混走する耐久レース。ライダーはそれぞれのベストラップ更新を目指して周回を重ねます。

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」06画像

カブ女も革ツナギとレーシングブーツで武装して走ります。楽しそうだったなぁ。

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」07画像

NO.8「Y.Y.RACING」のカブプロ50(2012年)はリアキャリアを取り外して軽量化。エントリーしている"寿司屋"クラスにちなみ、にぎり寿司のぬいぐるみを載せています。

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」08画像

参加資格は18歳以上、1チーム2名以上からで参加人数に上限はありません。チームの参加費は22.000円(3時間耐久)で友人は3人でエントリー。ライダー交代時はツナギを脱ぐのを手伝いあったり、みんないい汗をかいて気持ちよさそう。

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」09画像

転倒シーンも目撃しました。車両同士が絡めばケガすることもありますよ。

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」10画像

レースを終えて参加者全員が集合。3チームともケガなく無事に完走しました。12月の最終戦(6時間耐久)も参戦予定です。

ゆるカブ第百六十四回「カブで激走、耐久レースが熱いぞ!」11画像

余談だけど、なんとワゴンの2列目にレース車両のカブをすっぽり格納。こんな積載ができるのもカブだから!? 驚いたなぁ!

この日、レース終盤はあいにくの雨でしたが走り終えたライダー達は清々しい笑顔。ピットで応援する友人や家族も屋外でのびのびと語りあい、和やかな時間を過ごしていました。どうでしょう、来年は押入れに仕舞い込んだ革ツナギを引っ張り出して参戦してみる? まずはツナギに入る身体をなんとかしなきゃからだけどね!

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索