カブ生活

ゆるカブ第百三十六回「羽カブ号で秘湯へGO!」

掲載日:2020年10月04日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

ゆるカブ第百三十六回「羽カブ号で秘湯へGO!」メイン画像

この人懐っこいトンボはヒメアカネでしょうか。福島県南会津郡檜枝岐村の駒ケ岳登山口辺りです。

南会津の秘湯「木賊温泉 岩風呂」は仮復旧中!

ひょんなことから混浴露天温泉へ。第135回でも書いたとおり、羽カブ号で福島県の南会津へ取材に出かけたときのこと。温泉ファンならば一度は浸かりたいと憧れる「木賊温泉 岩風呂」が「仮復旧」していました。じつは今春の大雨で土砂に埋まったはずでしたが「仮」とはいえ入浴できるようになったのはめでたいこと! 急きょ手拭いを引っ張り出して川原の岩風呂に浸かってきました。

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しばし入浴後のボザ髪で失礼します。うれしくてニヤけてますねぇ。松本の背後が「仮復旧」状態の露天温泉です。川原のせせらぎを聞きながら入る露天風呂は解放感抜群。きっと見上げる夜空もきれいですよ。浴槽の底は石で底から温泉が湧いています。ほんのり硫黄の香りがします。

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温泉のある河原へはここから下ります。羽カブ号の背後が温泉の駐車場で、ご覧のとおりバイクどころかクルマさえ一台もいない! 約10年ぶりに訪ねたけれど、こんなの初めての経験です。復旧のため募金にぜひ協力しましょう。

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昨年の台風後に一度は復旧したものの、その後も悪天候のたびに浴槽が土砂に埋まったそうです。このたび仮復旧したのは地元や有志の方々のご尽力によるもの。この地で古くから尊ばれてきた温泉です。

さて、誰もいないとはいえ女性ひとりで混浴風呂はハードルが高いものですが、こちらの温泉は”湯あみ着”着用もOKなのでご安心を。ただし着替える場所は野天です。カブ女のみなさんは心のご準備を!

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