カブ生活

ゆるカブ第百十一回「お伊勢参りはカブでGO!」

掲載日:2019年09月22日 原付漫遊記松本よしえのゆるカブdays    

え・文・写真/松本よしえ

伊勢神宮内宮前から始まる「おはらい町通り」の入り口でお客さん待ちの人力車。暑い日は外国人のお客さんが増えるとか。内宮前の二輪駐輪スペースは「おはらい町通り」の入り口も目の前。この日は人力車のお兄さんも暑さでバテバテでした。

伊勢神宮御前にカブを駐輪できて幸せ♪

気温30℃越え! 人力車のお兄さんも日影に退避してお客さんを待っております。この日の「ゆるカブ」はカブで伊勢神宮詣で。写真は伊勢神宮の内宮鳥居前にある駐輪スペースです。夏の観光シーズンだけに車ならば駐車場待ちの長い行列に並ぶところですが、カブ(二輪)は鳥居の真ん前まですんなり進めて、サクッと駐輪できるのがありがたい。内宮に先がけて参拝した外宮のほうも鳥居至近の駐車場に駐輪スペースがあってうれしかったなぁ。スムーズにアクセスできる分、しっかりと境内を巡ってお詣りいたします。

さて、内宮のすぐ脇からは「おはらい町通り」が始まります。こちらはお詣りの後のそぞろ歩きを楽しみます。中ほどにある老舗の「赤福」本店では夏限定の「赤福氷」で涼み、通りぞいの土産物店や名物の店を冷やかします。せっかくフットワークのよいカブに乗っているのですから地元で人気の伊勢うどんの店へも行きましょう。伊勢うどんは柔らかい極太麺で、たまり醤油を使う独特な味だけに好き嫌いが別れるところ。でも伊勢の味としてぜひ一度はご賞味を。お店巡りも楽しいですよ。

お伊勢詣では外宮から内宮へという順序で参拝します。写真は内宮の鳥居前にある駐輪スペースです。駐車待ちの車の横をすり抜け、すんなりと駐輪できるのは二輪ならではの快感。

金文字の看板と切り妻の屋根、間口の広さが老舗の風格。伊勢では必ず寄りたい「赤福」本店です。「創業宝永四年」ってことは創業312年! 瓦屋根を見上げると「阿可福」の意匠があります。

夏限定の「赤福氷」です。抹茶蜜のかかった氷のなかに特製のこしあんとお餅が入っています。添えられた冷たい焙じ茶もありがたい。このお茶はすべて本店で焙じているそうですよ。

石畳の通りをそぞろ歩き。令和の現在、立派な瓦屋根が続く街並みは珍しくなってきました。

伊勢うどんも食べたくなって市内の名店へ。こちらは牛肉をのせた「肉伊勢うどん」です。

(上)行ったのは宇治山田駅近くにある伊勢うどんのお店「ちとせ」。午後3時過ぎ、高校野球の熱戦を見上げながらうどんをすすります。(下)伊勢うどんのメニューもいろいろ。途中で生たまごを追加。美味しゅうございました!

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