ホンダ ダンク
ホンダ ダンク

ホンダ ダンク – ホンダ12年ぶりの新開発原付スクーター

掲載日:2014年02月24日 試乗インプレ・レビュー    

取材・写真・文/河合宏介

ホンダ ダンクの特徴

ホンダ ダンク の画像

エッジのモールが存在感を引き立てる
現代の使い方に合ったユーティリティ

ボディデザインは、面を基調としたフォルムだ。ボディの端をぐるりと囲むようにソリッドなモールがあり、それがDunkの存在感を引き立てている。ウインカーとテールランプにはクリアレンズを使用して、シンプルなカラーリングにまとめてある。シートに座ってみると、スクーターらしく上体を起こした楽なポジションで、足元の自由度も高い。

ホンダ ダンク の画像

フロントに視線を移すと、そこには便利なユーティリティが並んでいる。フロント右側にあるインナーラックには、従来では無理だった500ccの紙パック飲料がそのまま入り、センターにはカバンの取っ手が掛けられる可倒式のフックが付いている。そして左側のフタ付きグローブボックスには、本機の目玉でもある12V電源のソケットがある。これはシガーソケット端子なので、USBなどユーザーの電子機器に合った端子に変換する必要がある。

ホンダ ダンク の画像

メインキーには、盗難防止に有効なシャッターが付いている。シートを開くには、その右脇にあるボタンを押す。シート下のメットインスペースは23リットルの容量があり、突起のないヘルメットと雨具などのプラスαを収める余裕がある。幅も広いので、A4サイズのファイルを曲げずに収めることができる。そのせいか、テスター(身長163cm)が座ると両足のつま先がギリギリ接地するくらいの足付きだった。そして10インチという小径ホイールなので、狭い場所での取り回しは得意。かといって直進安定性が悪いわけでもなく、フロントの接地感が高くクセのない素直なハンドリングで、都内を走るには全く不満を感じなかった。

ホンダ ダンクの試乗インプレッションは次ページにて

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