ヤマハ シグナスX XC125

ヤマハ シグナスX XC125 – FI採用で大きく進化

掲載日:2009年08月09日 試乗インプレ・レビュー    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

『ヤマハ シグナスX XC125』のここに注目!

ヤマハ シグナスX XC125の画像

FI搭載の優しい
エンジン

いよいよ人気モデルのシグナスXにもFI(フューエルインジェクション)が搭載されました。これにより始動性や環境性能が向上したのは言うまでもなく、安全で快適なフィーリングを実現。4バルブSOHCエンジンの燃費も優秀で、今回の試乗では約140キロを走行して4.28リットルのガソリン消費。途中ラッシュの大渋滞に巻き込まれたにもかかわらずリッター32.7kmを記録。

高級感漂う
前後足回り

軽量な車体にもかかわらずシグナスXのロードホールディングが優秀なのはハイグレードな前後足回りの恩恵です。フロントは90ミリのストロークを誇るテレスコピックサスペンションと大径ディスクブレーキの組み合わせ。リアはアルミ製スイングアームと、効きタッチともに良好なドラムブレーキのコンビネーション。しなやかなサスペンションユニットがダブルである点も注目。

『ヤマハ シグナス-X』当たり前の基準はもはやシグナスXの目標ではない!

スクーターのツボは押さえつつ
愛着の湧く「道具」として成立している

優しくも活発な走行性能を実現しつつも、実はスクーターのツボもキッチリ押さえて外していないところがシグナスXの良いところ。フルフェイスとハーフサイズのヘルメットを同時に収納できるシート下の大容量のスペースやフロントポケット、シャッター付きキーシリンダーなど、もはや当たり前となった基準を満たしたうえで洗練されたデザインやグレードの違いを感じさせる足回りなどを採用しているシグナスX。単なる「アシ」ではなく愛着の湧く「道具」として成立しているところに好感を覚えます。

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