【Page2】四国は愛媛県、松山と今治でB級グルメを「いただきまぁ~す!!」

掲載日:2010年04月12日 特集記事絶版原付2種ツーリング ~四国&栃木激走編~    

記事提供/2009年11月24日発行 絶版バイクス5

しまなみ海道の起点、広島県は尾道大橋から片道約150kmの距離を走ることで愛媛県松山市の道後温泉に到着する。
誰もが知る夏目漱石の「坊ちゃん」に出てくる坊ちゃん湯がまさにここ。

 

昨年の今頃「原付でも本州から四国へ渡れるんですよ!!」との情報を得て、どうしても走りたくなってしまったのが「しまなみ海道」だ。尾道市の高台からしまなみ海道を望むと、そこは島というよりも陸続きに見えてしまうから面白い。
今回は前回と同様にしまなみ海道の原付連絡橋を渡り、愛媛県今治市に上陸。そこから県道を使って松山市に入り、坊ちゃんでおなじみの道後温泉まで行ってきた。もちろん、B級グルメもしっかり楽しんできましたよ~!!

ツーリングルート●広島県尾道市→しまなみ海道/向島→因島→生口島→大三島→伯方島→大島→愛媛県今治市→松山市道後温泉●行程/往復約280km


「原2でも四国へ渡れるの~?」そんな疑問に対する回答を、実際に現地を走りリポートしたのが本誌2号の「しまなみ海道原2小旅行」だった。瀬戸内に住むライダーなら誰もが知っているはずだと思いますが、我々のような関東地方に住むライダーにとって、そんな事実はにわかに信じがたいものだ。噂のしまなみ海道を原2で走って、さらに驚いたのが原付&原2ばかりじゃなく、なんと自転車や徒歩でも四国へ渡れるという事実!! ちなみに通行料金は、橋を渡るときだけ有料。備え付けの料金箱へ入金するシステムだ。島の中は「一般道路走行」なので、もちろんタダである。

 

そんなしまなみ海道を、原2モデルでツーリング=小旅行して感じたのは、しまなみ海道は「バイクにとっても優しい」ということ。都会では、道端にちょっとだけ駐車しただけで、気が付けば反則切符を頂くことも……。都心のど真ん中では、そば屋の出前にスーパーカブを使えない!? といったウソのような本当のお話もある。一方、時間の流れが緩やかな瀬戸内しまなみ海道の各島には、各所に駐車場や公園が数多くあり、自動車はもちろんバイクも気楽に駐車できる。もちろん、そのほとんどが無料なので安心だ。

本誌2号の小旅行でもロケポイントとなった来島海峡大橋の大島側接続道路のループ橋。 ここでしか味わうことができない最高のシチュエーションだ。瀬戸内って素晴らしい!!

 

今回、松山市を目的地にした理由は、ズバリ揚げたてホカホカ&アッツアツの「じゃこ天」を食べたかったからなんですね~。単純だねぇ~♪ 早朝に出発すれば午前中に余裕で到着できるはずなので、小旅行としもちょうど良い距離。ということで、1枚140円のアッツアツをパクパクしながら、超~大満足な小旅行を楽しませていただきました!! また行きたいぞぉ~!!

 

道後温泉は公衆浴場=銭湯だった!!

道後温泉の中心が坊ちゃん湯。ここだけがタイムスリップしている様子を窺い知ることができる。歴史的建造物であるのはもちろんだが、この建物が今でも湯屋=銭湯であるというから恐れ入る。正直なお話、まさか料金を支払えば温泉に入れるとは思わなかった!!次に松山へ行ったときには、是非とも「公衆浴場」でひとっ風呂浴びたいと思う。残念!!

地元の人たちによれば、瀬戸内の温暖な気候は11月3日の文化の日を境に変わるそうだ。好天で風が吹いていなければ、誰もが息を呑む最高の絶景を眺められるのがしまなみだ。

本四公団が運営する自動車専用道路の側道が原2道路だ。原付&原2、チャリや徒歩でももちろん渡ることができる生活道路を利用し、本州から四国へ渡ることができるのだ。

橋を渡っているときにバイクを止めて下を覗き込んでみよう。多々羅大橋や来島海峡大橋の下を覗き込むと、渦潮が猛然とグルグルしている。高所恐怖症な方は要注意です!!

お勧めBグルは「じゃこ天」

瀬戸内四国側愛媛県のB級グルメに「じゃこ天」がある。網に掛かった雑魚を丸ごとすり身にして揚げているのがじゃこ天だ。したがって、その日その日でサカナの種類が変わり、味も若干異なるらしい。最近では「じゃこカツ」も人気急上昇中!!今回はJR松山駅構内の「安岡蒲鉾」にてごちそうさま!! 午前中なら揚げたてのホカホカ、アツアツのじゃこ天を食べることができる。

シゲバンの「焼豚玉子飯」は絶品!!

全国放送のTVグルメ番組にも登場したことがある今治市内の重松飯店。通称シゲハンは地元住民に愛されている中華屋さんだが、特に人気なのは「焼豚玉子飯」。そもそもまかないご飯だったらしいが、本当に旨かったっす

 

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