

掲載日:2010年12月28日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
エンジンはシャドウ400に搭載している水冷・4ストローク・V型2気筒エンジン。空冷エンジンのように冷却フィンが刻まれ、シリンダーとクランクケースをマットブラックに塗装、ヘッドカバーにはクロームメッキを施されている。カラーリングの違いからより引き締まった印象のデザインだ。PGM-FIの採用などにより、スムーズで上質な走りを実現。クロームメッキ仕上げのデュアルテーパードマフラー内にはキャタライザーが装備され、排出ガスのクリーン化が図られている。
足回りはフロントが19インチでディスクブレーキ、リアは16インチでドラムブレーキを採用している。前テレスコピック、後スイングアームタイプというオーソドックスなサスペンションは、必要十分な路面追従性を実現しながら、コスト低下の手助けもしている。
車体全体のスタイリングといえば、アップライトなポジションになるハンドルとステップの位置、750mmのシート高による安心感のある足つき性など、カジュアルスポーツとしての扱いやすさを発揮している。なお補足として、ここで言うカジュアルというのは決して初心者向きという意味ではない。これらの要素がクルージングを楽しむために何かをスポイルしているわけではなく、積極性を生み出すための機能として有益に働いているのだ。
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