ファッション講座

ファッションチェック 2009年1月編

掲載日:2009年01月13日 ファッション講座    

デビルアロー綿秡の
ストリートファッションチェック

1月、いよいよ本格的な寒さがやってきましたね。

もうほとんどバイクに乗ってない…なんて人も多いのでは? でも、オシャレをして少しでもバイクに乗ってみましょう。どんなに寒くても、やっぱり風を切る感覚は楽しいものです。さてさて今回は昨年も行ったように、防寒とファッションの両立をテーマに見て行きたいと思います。かっこよく、でも快適に。ここでそのヒントを学んで、ぜひ街に走り出してくださいね。それでは今月もファッションチェック、いってみましょう!

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着膨れに見せない
アイテムチョイスが◎

藤田 武さん(36) / 自営業
Harley-Davidson FXDB

綿秡アドバイス

レザー素材のダウンブルゾンにVネックのロンTにチェックシャツ。真冬のこの時期に上半身は3枚のみ(!)ですが、防風性の高いレザーのダウンで上手く防 寒性とスタイルをフォローしていますね。トレンドのチェックシャツもネル素材なので、保温性はあります。シャツの着丈が多少長いのが気になるとこかな。短くお直ししてみては?

▼Item List

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●写真左:当講座でオススメしているビーニ。ヘアースタイルの乱れを隠すのはもちろん、耳まで覆ってくれますから防寒性にも良いアイテムです。タトゥーマシーンのワッペンが良いアクセントになっていますね。●写真中:バイカー仕様では無いダウンジャケットが、多くのバイカーとは違う印象を醸し出しています。アウターとボトムスの黒ベースにホワイトカラーのロンTがアクセントに。胸の箔プリントがラグジュアリーです。●写真右:ボトムスはレザーパンツにエンジニアブーツ。アウターのレザーブルゾンとリンクする重量感あるエンジニアブーツで統一。防寒性もブーツインすれば最強ですね。

▼こんな時にオススメのアイテム

ネックウォーマーキャップ

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寒さに負けずうまく
トレンドを取り入れたコーデ

林 健一さん(37) / 会社員
Harley-Davidson FLSTF

綿秡アドバイス

電熱ウェアは邪道だ!と言い切る林さん(笑)。この季節、映画“ターミーネーター”のシュワちゃんのように全身レザーで固めているハーレー乗りが多い中、バイクから離れても違和感が無いスタイルに好感が持てます。人と同じ格好ではツマラナイですから。今季トレンドのチェックシャツも取り入れ て、オシャレにコーデされていますよ。

▼Item List

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●写真左:アウターのブルゾンは上までしっかりファスナーを上げれば、首元からアゴまで寒さをカバーしてくれる優れモノ。ボタンを留めればファスナーの隙間から風の浸入を防ぎ、裏地のボア素材も保温性がありますね。ダウンブルゾンより防寒性は劣るけど、寒さに強い人には十分かも!? ●写真中:アウターとボトムスのカラーが暗いので、インナーに明るめチェックをセレクトしたのはナイス。インナーがダークカラーだと全身の印象が暗くなりますからね。ネル素材も保温性があるのでオススメです。●写真右:ウォレットはコードを付けていれば落下防止になりますが、走行中にポケットから落ちるとキケン。林さんのようにウォレットケースと組み合わせて使用すると安心ですね。

▼こんな時にオススメのアイテム

オリジナル・ヘビーネル・ウエスタン・シャツウォレットコード

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フリースのカラーが重いが
サイズ感はGood!

109さん(32) / 会社員
Harley-Davidson FXSTS

綿秡アドバイス

フライトジャケットにインナーは厚地のフリース。インナーはロンTの2枚レイヤードで、ボトムスは濃色のジーンズコーディネイト。フライトジャケットのサイズ感がタイトでイイ感じ。ジーンズ下には電熱タイツを履いてるとのことですが、“モコモコ感”が無くスッキリ見せているのはオシャレを忘れていない証拠。ヘッドウェアが無いのが寂しいなぁ。

▼Item List

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●写真左:フリースは保温効果と着脱の容易さから冬の必須アイテム。ただ惜しいのは、フリースの色目がフライトジャケットより濃いため重たい印象になっていること。淡い色目の方がカラーコーデとしては良かったかな。●写真中:アウターから覗く胸部にプリントを施したTシャツは、ホワイトカラーでアウターのカラーと上手くまとまっています。左画像のフリースのカラーリングと比較するとわかりやすいと思いますが、インナーのカラーリングはアウターより色調を抑え目にした方が上手くまとまる場合が多いですよ。●写真右:冬の時期にはピッタリな、濃色なジーンズが印象的です。ブーツカットでブーツとの相性も抜群。レングスもバッチリ。

▼こんな時にオススメのアイテム

スター・ニットキャップフットボールTシャツ

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細身な体型が
着膨れをカバーした着こなし!

宮本 現輔さん(27) / 会社員
Harley-Davidson XL1200R

綿秡アドバイス

ダーク系のダウンジャケットに、ライトカラーのカーゴパンツをコーディネイトする事で上下のカラーバランスが重たくなく上手く調整できています。ブルー ジーンズではツマラナイですから。「極度の寒がり」という宮本さん、インナーにも薄手のダウンを取り入れることで上手くオシャレと両立した防寒をしています。ヘッドウェアもイイ感じです。

▼Item List

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●写真左:ダウンジャケットのインナーには、さらに薄手のダウンジャケットをレイヤード。2枚のジャケットの間に温かい空気の層が出来るため、さらに保温性を上げてくれます。●写真中:2枚のジャケットの下にはニットとロンTを着用。防寒性重視になちゃっていますが、ニットはダークな無地より柄が入ったニットの方がオシャレ感は出たでしょうね。ここがチョッと惜しいなぁ。●写真右:ボトムスのカーゴパンツの下にはタイツにナイロンパンツの3枚重ね。どんだけ寒がりなんでしょうか?(笑) それでも細身の体型なので、“ギリ”で着膨れて見えません。太った体型の人が同じ着こなしをしたら、ヴィバンダム(ミシュランマン) (笑)に見えちゃいますから注意!

▼こんな時にオススメのアイテム

MEN'S LEGGINGS
COMOUFLAGE
ミドルゲージブルゾン

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オトナのお洒落は
目立たない部分に拘る!

ヤギさん(31)/ 会社員
Kawasaki ZRX1200R

綿秡アドバイス

ダウンジャケットに5ポケットのインディゴジーンズ、インナーはボーダー柄のロンTでシンプルにコーディネイト。トップスのカラーコーデが寂しいですね。アディダスの鮮やかなカラーのスニーカーを活かし、明るめな色目のスウェット・パーカーなどをレイヤードしてみては? このままですと、スニーカーのレッドカラーが少し浮いているかな?

▼Item List

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●写真左:表側はシンプルですが、カモフラージュ柄の裏地が施されたジャケットはニクイ演出ですね。こういう見えないところにこだわってるってことは、アンダーウェアにも気を遣ってるのかな? ただ、ボーダー柄のスウェットはちょっと残念。横ボーダー柄は横長に膨張して見えますから、ガッチリした体型の人は避けた方が無難です。●写真中:イイ感じに色落ちしたジーンズは“ヒゲ”のアタリも、しっかり出ています。洗濯用洗剤では全体的にまんべんなく、色落ちしてしまいます。色落ちに濃淡を出したければ、漂白剤の入っていない物をオススメします。●写真右:全身がダークカラーですから、差し色で鮮やかなカラーのスニーカーはイイんですが、あともう1アイテム明るいカラーを取り入れれば全体のカラーバランスが上手くまとまったでしょうね。

▼こんな時にオススメのアイテム

Zip
Hoodie
NIGEL FEVER(アンダーウェア)

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