サーキット走行専用のTMAX530 プロが造るカスタム

サーキット走行専用のTMAX530

掲載日:2018年01月31日 プロが造るカスタム    

取材協力/クオータードラゴン
取材・写真・文/ガスグラフィックス

サーキット走行専用TMAX530の画像
ヤマハ TMAX530(クオータードラゴン)

街乗りでは満足できない
それだけのポテンシャルがTMAXにはある

TMAXでサーキットを走れるイベントが、国内にあるとを知っている人は残念ながら少ないだろう。ひとつは、MCFAJの中で開催されているエンデュランス3000。そして、もうひとつが、有志によって開催されているTMAX CUP JAPANだ。TMAXのポテンシャルが高いから「サーキットで楽しみたい」という要望が増え、細々とではあるがこうしたイベントが行われているわけだ。

サーキット走行専用TMAX530のカスタム画像

この赤いTMAX530は、正真正銘のレーサーである。つまり、一般公道は走らない。サーキットで走るために作られ、そして実際に、MCFAJエンデュランス3000へ参戦していた車両だ。チューニングメニューとしては駆動系、足回り、吸排気系がメイン。つまり、サーキット走行のためにという特別な仕様を施したわけではなく、保安部品を着ければいつでも公道を走ることができる仕様なのだ。

この車両の製作は、クオータードラゴン。この企画では何度も同店のTMAXを紹介しているため、ご存知の人も多いはずだ。同店代表の四分一氏がTMAXを愛車とし、自らの経験を元にこのような車両を製作する。作り手が車両の事を熟知しているからこそ、ユーザーも安心してカスタムを任せることができる。日本には数少ないTMAXのスペシャルショップとして、ストリートからこのようなサーキット仕様まで、様々なユーザーの相談にのってくれる。なお、来年もTMAX CUP JAPAN開催が予定されているので、今後の情報はオフィシャルホームページをチェック。

詳細写真

サーキット走行専用TMAX530のカスタム画像

サイレンサーはTRICKSTAR製。ブルーが美しいエキゾーストパイプは、クオータードラゴンオリジナル商品で、φ60.5mmの製品に対応している。

サーキット走行専用TMAX530のカスタム画像

大径ローター、ブレンボキャリパーの装着はもちろんだが、各部のボルトにワイヤリングが施されていることに注目。安全にサーキットを走るために決められたレギュレーションであり、これがストリートとは大きく異なるポイントだ。

サーキット走行専用TMAX530のカスタム画像

リアサスペンションはTMAX乗りにとっての定番商品であるオーリンズを採用。ある程度のスピードで楽しむユーザーになると、このしなやかなフィーリングは絶対に必要となる。

サーキット走行専用TMAX530のカスタム画像

駆動系はマロッシオーバーレンジキットが組まれる。これはMHRマルチバリエター、ケブラーベルト、トルクドライバーなどがセットになっているもの。なお前方に見えるのは、車体のホールド性を高めるためのバックステップだ。

サーキット走行専用TMAX530のカスタム画像

ハンドル回りは意外にもノーマルを使用している。ノーマルは様々な設計、テストを重ねて標準採用されているだけに、中途半端な社外品にするよりも、信頼性が高いのだ。ブレーキ関係の変更に伴いマスターシリンダーもブレンボに変更済み。

サーキット走行専用TMAX530のカスタム画像

シートは荷重をかけやすくするために、オリジナルのハイシートが装着されている。一般的なスクーターと比較すると、TMAXはノーマルでもシートが高いのだが、ここまでの高さはさすがサーキット専用車。

カスタムポイント
  • ●フロントアンダーカウル…弥生 ●シート…ワンオフハイシート ●マフラー…TRICKSTAR ●エキパイ…QUARTER DRAGON ●スロットル…MALOSSIビッグスロットル ●吸気…エアークリーナーファンネル ●駆動系…MALOSSIオーバーレンジキット ●フロントサスペンション…OHLINSスプリング&QUARTER DRAGONオリジナルチューン ●リアサスペンション…OHLINS ●フロント&リアブレーキ…BREMBO ●ヘッドライト…弥生ライトカバー ●ペイント…マットレッド

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