掲載日:2018年08月26日 プロが造るカスタム
取材協力/モーターサイクルショップNAC(TEL 096-354-0933)
写真・文/ロードライダー編集部
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事は『雑誌名ロードライダー vol.436』に掲載された内容を再編集したものです
φ35mmインナーチューブのフロントフォークおよびステムはCBXのSTDでセパレートアップのハンドルや2眼式のメーター、スイッチ類なども純正を徹底的に再生。メーターユニットはリモーション製を使っている。
タンク、シートカウルなどは純正色のパターンを踏襲しながらも深みのあるレッドとダイヤモンドフレークでアレンジし、車体に負けない上質さを得ている。塗装を担当したのはリバティロードデザインズで、NAC立野さんと細かく詰めた上で作業している。ウインカーやホーン、シート表皮、グラブレールなども純正のままだ。
ベースは初期1979年式。エンジン、キャブレターもSTD(コンディション良好だったためオーバーホールは未実施。NACでは状態にも応じてO/H等にも対応)で、クラッチハウジングをリモーション製に変更するのみ。
ダイヤモンドフレームのため前側に遮蔽物がなく、美しい曲線を余すところなく見せる左右出しのマフラーはKファクトリー製チタン。軽量化にも寄与している。アルミ削り出しのエンジンハンガーはオーヴァー。
F19/R18インチのコムスターホイール、フロントの片押しキャリパーやソリッドタイプブレーキディスク、マスターシリンダーなどブレーキ/ホイールまわりも純正のまま。ブレーキラインのみステンレスメッシュに変更されている。
リアサスはアラゴスタ製ツイン(ショック長360mm、バリアブルレート=2.2?2.8kgf/mm)で他の車両と被らない、カラーオーダーできることも選択の決め手となったとのこと。センタースタンドもそのまま装着されている。
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