掲載日:2018年07月22日 プロが造るカスタム
取材協力/市本ホンダ
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2017』に掲載された内容を再編集したものです
ここ最近はエクストリームチーム『Team No Limit Japan』としての活躍が目立つ市本ホンダだが、元々はCB-FやCB1100R、CB-SF系などのフルカスタムを製作する『Team CB's』の看板でも広く知られていた(市本さんからはCB屋の看板を降ろしたおぼえはないよ、と怒られそうだが)。この車両は、そんな同店のルーツでもあるCB900Fをベースとする1台だ。
とは言え一見して分かるように、決して枯れた仕様などではない。前後キャリパーは外装色に合わせてブルーアルマイト加工、フロントディスクのフローティングピンも同色に合わせる(ヤマハ用ピンを加工流用しているそうだ)など、1990年代のカスタムブーム華やかなりし頃を彷彿とさせるルックスとなっている。一方、エンジンはワイセコ製ピストンで3mmボアアウトする他はフルオーバーホールのみと、ライフ、性能のバランスを重視した内容。これからもガンガン走ることを前提とした仕様となっている。
冷めることのないカスタムにかける思い。現在のこの仕様も、ひとつの「通過点」に過ぎないのだろう。
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