掲載日:2015年04月24日 プロが造るカスタム
取材協力/タジマエンジニアリング(TEL 092-511-3931)
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです
エンジン回転をSTACKタックタイマーで、速度等をエースウェルACE-153で、油温等をヨシムラ・デジタルマルチメーターで表示。ステアリングステムはVTR1000SP-2で、フォークオフセットは45→30mm、トレールは100mm、キャスターは27→26度に設定。カウルはCB1100RをSTD比5cm近く下げてマウントし視覚バランスも取る
キャブは唐突さがなく定位置保持も楽な点でCRφ35mmとし3Dエアフィルターをセット。FCRは開閉が多い場合に使いたい、と田島さん。エンジンは1100RCベースで純正ピストンをオーベルコートTYPE-03(二硫化モリブデン+フッ素コート)加工、バルブまわりはSTD、カムを1100Fにした上で吸排気ポート内径を1.5mm拡大、精密組み立てで静粛性も高める。オイルラインも流れを重視し太めの#10を緩いアールで配管。純正並みに静かという4-1排気系はエンデュランス+タジマでエキパイはφ42.7mm
フレームはサーキット走行も視野に入れ、現行車のφ310mmローター+キャリパー、17インチワイドホイール+ラジアルタイヤ装着によるグリップと入力向上に対しての高剛性化を図って補強。全体バランス、また衝撃を受けたフレームを観察することで応力の入り方と受け止め方を詰めたのが全体のイメージという。チェーンは耐久性や耐パワー性も確認した上で530→525サイズのEK製に変更、スプロケットはサンスター。前側は巻き込み防止のためシールド構造とし、速度計は17インチCB系の定番としてここから取り出す。ステップもCBR-RRを加工した3ポジション
MotoGPタイプスイングアームはウイリー+タジマで7N01材製。ローラーチェーンテンショナーも持つ
ホイールは2013年式CBR1000RRで3.50-17/6.00-17サイズ、フロントフォークはCBR-RRにVTR・SP-2を組み合わせて全長795mmと最適な長さを作った
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