【カンナム・ライカー試乗記事】スリーホイーラーの新たな選択肢、ライカーの乗り味は軽快かつスポーティ

掲載日:2018年10月31日 試乗インプレ・レビュー    

写真/BRP JAPAN 取材・文/青木タカオ

詳細写真

カンナム ライカーの試乗インプレッション

吊り目のデュアルハロゲンヘッドライトを採用した、迫力ある2眼フロントマスク。ライカーはカスタマイズの楽しさも満載で、簡単に交換できる多彩なアクセサリーを用意。外装のパネル類も各色用意され、自分だけの1台がつくれる。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

シンプルで機能的なデジタルメーターを装備。速度計をメインに、左にバーグラフ式の燃料計、右に水温計、下段にタコメーターというレイアウトで、パーキングやリバースといったギヤ情報も表示する。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

レール状になったマウント部を前後にスライドさせることで、ハンドルポジションを自在に設定可能。クランプ部にある黒いレバーを引き上げることでフリーとなる。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

三輪用に最適化されたダブルウィッシュボーンサスペンションは、すでにスパイダーでも実績があるもの。ライカーのスタンダードモデルでは写真のザックス製を標準装備する。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

ラリーエディションではよりストロークの長いKYB製サスペンションにグレードアップされる。オフロードでの走破性を向上し、よりアグレシッブなライディングを実現した。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

ミラーはバーエンドにマウントされ、ステーはハンドルの端をぐるっと周回でき調整範囲が広い。ラリーエディションではハンドガードが追加装備される。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

エンジンはロータックス製で、排気量900ccの直列3気筒と、600cc直列2気筒モデルを設定。今回乗ったのは900ccエンジン搭載車で、RALLY EDITIONは900ccモデルにのみラインナップされる。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

ステップもアッセンブリーごと前後にスライドさせることが可能で、好みの位置に調整できる。工具なしで即座にアジャストでき、乗り手の体格を問わない。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

KENDA製のタイヤを履き、フロントのサイズは145/60R16。ブレーキは270mmディスクとニッシン製2ピストン式フローティングキャリパーの組み合わせだ。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

写真はRALLY EDITION。リアタイヤサイズは205/55R15となり、強化ホイールが採用される。リアサスペンションはKYB製HPGが奢られ、175mmのストロークを持つ。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

スタンダードでは205/45R16サイズのリアタイヤ。ファイナルドライブは信頼性に優れるシャフト式としている。リアショックはザックス製でストローク長は150mmだ。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

フロントボンネットには2kgまでの荷物を入れることができる収納スペースがあり、内部壁面にはUSBソケットもあり利便性に優れる。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

シンプルながらホールド性に優れ、スポーティな走りにマッチするシート。一人乗り用のソロシートを標準装備するが、オプションでタンデム可能なダブルシートも用意する。

カンナム ライカーの試乗インプレッション

スッキリとした軽快なテールエンドもスポーティな走りを予感させるもの。左右ウインカーにテール/ブレーキ灯が埋め込まれる。写真は北米仕様で、日本向けモデルでは法規に適合するために若干の変更があるかもしれない。

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