

掲載日:2015年03月23日 試乗インプレ・レビュー
レポート/和歌山 利宏 写真/桜井 健雄 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はカスタムNo.1マガジン『ロードライダー』の人気企画『New Model Impression』を再編集したものです
エンジンは余裕のトルクを得るため、従来型CBR600Fや現行のCBR600RRから、ボアを同じままにストロークを3.5mm拡大した。また、前車と同様の3軸三角形配置だが軸間距離などは異なり、完全新設計となる。カムシャフトのオーバーラップ角は8度と小さく、スロットルボディ径を600Fのφ36mmからφ32mmとするなど、低中速指向としている
フレームはスチール製ツインスパータイプのダイヤモンド型。ツインスパー部はステアリングヘッド側の外側でラウンド形状を見せるも、中央から後部は縦長矩形断面とし、剛性バランスを最適化している
フロントフォークはφ41mmの正立型。ブレーキはφ320mmの大径ディスクをダブルで装備し、キャリパーを片押し2ピストン型とする
両持ちのスイングアームはアルミの一体成形型。リヤディスクはφ240mmで、キャリパーは1ピストン式だ。マフラーは下出しのショートタイプを採用して、スイングアームの逃げが機能美を感じさせる
リヤサスペンションはリンクレスで、ユニットは斜めに置かれる
メーターはフル液晶の2眼式で、左の大型デジタル表示式速度計の外側にある回転計は、液晶式ながらアナログ感覚で見やすい。セパレートハンドルはトップブリッジの上側にセットされている
燃料タンクは前後長が短くても、その容量は17Lもある
シートはストリートモデルの基本形とも言えるダブルタイプとし、シートベルトを装備する。ピリオン側も含め、居住性は高い。
ヘッドライトはハロゲンバルブによるマルチリフレクター式で、上端部にLEDポジションライトを備える面構えだ
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