ロイヤルエンフィールド スーパーメテオ650(2023)

掲載日:2023年07月26日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ロイヤルエンフィールド スーパーメテオ650(2023)
ROYAL ENFIELD SUPER METEOR 650(2023)

648ccの空冷パラレルツインを搭載
オーセンティックな新世代クルーザー

スーパーメテオ650は、新設計のフレームに空冷並列2気筒エンジンを搭載したオーセンティックなクルーザーです。イギリスとインドの2箇所にあるロイヤルエンフィールドのテクノロジーセンターで、グローバルなモデルとして開発しました。ボリューム感のある燃料タンクや低いシートなどでクルーザーらしさを強調する一方、車体は高い運動性能を持っています。また、ヨーロッパの高速道路での安定性や、インド都市部の厳しい環境にも耐える性能を満たしています。

メインフレームとスイングアームは、レース用のフレームで知られるハリスパフォーマンス社との共同開発です。高速安定性をもたらす低重心化と、取り回しのしやすさにより、幅広い層のライダーが安心してライディングできる仕上がりとなっています。フロントサスペンションにはSHOWAのSFF-BP倒立フォークを採用。シート高740mm 、燃料タンク容量は15.7L。ゆったりとしたライディングスタンスは長距離のクルージングも快適にします。

排気量648ccの並列2気筒は、INT650やコンチネンタルGT650に搭載しているものと同系のSOHC4バルブエンジンです。最高出力は34.6kW(47PS)/7,250rpm、最大トルクは52.3Nm/5,650rpm。つながりの良いギヤレシオの採用もあり、低速域での加速は力強く、スロットルレスポンスも快適です。計器盤にはアナログ式のスピードメーターに加え、LCDのディスプレイも採用。ターンバイターン式ナビゲーションのトリッパーも標準で装備します。

ラインナップするモデルバリエーションは、スタンダードとツアラーの2タイプです。基本装備のスタンダードに対し、ツアラーはフロントスクリーンとデラックスシート、パッセンジャーバックレストを追加で装備。車両重量はスタンダードが241kg、ツアラーは244kgです。日本導入予定の車体色は、スタンダードにアストラルブラック、アストラルブルー(各97万9,000円)、インターステラーグリーン(99万8,800円)の3種類。ツアラーはセレスティアルレッドとセレスティアルブルー(各103万9,500円)の2種類(価格はすべて消費税10%込み)。発売は7月26日の予定です。

ロイヤルエンフィールド スーパーメテオ650のここがポイント!
  • ● クルーザーらしさを強調したオーセンティックなスタイル
  • ● ハリスパフォーマンス社と共同開発の新設計フレーム
  • ● 最高出力34.6kWの648cc空冷並列2気筒エンジン

ロイヤルエンフィールド スーパーメテオ650のライバルはこれだ!

  • ヤマハ
    ボルトRスペックXV950R

    空冷の60度V型2気筒を搭載するボバースタイルのクルーザー。最高出力40kW、車両重量252kg、シート高690mm。消費税10%込みで104万5,000円(生産終了モデル)。

  • ホンダ
    レブル500

    タンク下からシートにかけてくびれたナロー形状フレームに、最高出力34kWの水冷直列2気筒を搭載。車両重量191kg、シート高は690mm。消費税10%込みで83万6,000円。

  • カワサキ
    エリミネーター

    排気量398ccの水冷並列2気筒を搭載したロー&ロングスタイルのクルーザー。最高出力35kW 、車両重量176kg、シート高は735mm。消費税10%込みで75万9,000円。


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