掲載日:2026年09月04日 レトロバイク・グラフティ
イラスト・文/藤原かんいち


「マウンテントレール」「トレッキングバイク」として人気を博したヤマハのセロー、そのライバルとして誕生したのがホンダのSL230だ。実はその前にXLディグリー(1991年発売)というモデルがあったが、方向性の違いなのか、イマイチ販売台数は延びなかった。そこでユーザーが真に求めているスタイルを徹底追求して誕生。70年代、ホンダのオフロードモデルの代名詞だった“SL”を復活させたことから、その意気込みが伝わってくる。
魅力は足つき性の良さ、シート高が810mmと低いのでビギナーや女性でも安心。そして乾燥重量105kgと軽量なので取り回しもラクチン。また空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒のエンジンは、低中回転域のトルクを重視した設定になっているので、足場の悪い林道などでも粘り強く走ってくれる。
またオフロードバイクとしては珍しくリヤタイヤがチューブレス仕様なのは、林道でのパンクトラブルを考えて。見れば見るほど知れば知るほど、大自然の中へと行きたくなるトレッキングバイクなのだ。
カタログ値(60km/h定地走行テスト値)は 48.0 km/L(実質35~40km/L)と低燃費。もちろん230㏄なので高速道路も走れる(あまり得意ではないけど(笑))。
実は私自身、2000年にSL230で日本一周をしている。半年で2万5千キロ位走ったがノントラブル。足つきが良くて、燃費がいい、そして頑丈。山道だけでなくロングツーリングにもおすすめなバイクです。







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