レトロバイク・グラフティ第182回 YAMAHA Renaissa 1996年

掲載日:2026年08月20日 レトロバイク・グラフティ    

イラスト・文/藤原かんいち

レトロバイク・グラフティタイトル画像

レトロバイク・グラフティ第182回 YAMAHA Renaissa 1996年メイン画像

モダンレトロなカフェレーサー!
「デザインのヤマハ」が本気で創った造形美の傑作

美しいモダンレトロなイタリアデザイン、扱いやすい車体、心地よいエンジン音などから、一部のマニアから強い支持を得たバイクがあった。それがヤマハのルネッサ。

1996年。当時の主役はゼファーなどのネイキッド、SR400などのイギリス系のクラシックへ移っていた時代。そこに新たに登場したのが、イタリアのカフェレーサーを思わせる、気品あるデザインのルネッサだった。

美しいデザインを優先するために装備は極めてシンプル。タコメーター(回転計)は排除され、クラシカルな丸型のスピードメーター1つだけ。リアブレーキもクラシックな雰囲気を壊さないため、あえてドラム式を採用していた。

ガソリンタンクからなだらかに続くガンファイター風のシート、そして流麗なテールカウルへと流れるラインは超エレガント。

さらに低めのハンドルポジション、エンジンの造形美を際立たせるダブルクレードルフレーム、フロントフォークのボトムケースやエンジンの左右クランクケースカバーなど、手作業で磨き上げたような美しさがあった。そしてエンジンから伸びる2本のエキゾーストパイプの曲線美はまさに芸術品!“デザインのヤマハ”の造形へのこだわりがギュッと詰まっていた。

しかし当時はその魅力が理解されず、僅か2年で生産終了に。30年が過ぎてようやく時代が追いついたのか、いまではヤマハ造形美の傑作として高い評価を得ている。

YAMAHA Renaissa
  • ■サイズ/全長 2,060mm×全幅 685mm×全高 1,050mm ■エンジン/4ストロークV型2気筒■排気量/248cc ■最高出力/27ps/ 8,500rpm ■最大トルク/2.5kgf・m/6,500rpm ■変速機形式/5段変速

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

愛車を売却して乗換しませんか?

2つの売却方法から選択可能!

方法1.オークション

出品前買取相場が分かる!
3000社の中から最高入札店のみとやり取りで完結。

方法2.買取一括査定

業界最大級の加盟店数!
最大12社一括査定
愛車が高く売れるチャンス

メーカー

郵便番号

タグで検索