掲載日:2012年04月27日 トピックス
文・写真/STREET RIDE編集部
取材協力/JOINTS事務局
愛媛県新居浜GREEN MCのトライアンフT100。約320台の出展車両のなかでも突出したマシンバランスと作り込みで異彩を放つ。
いま最も勢いのあるカスタムショーのひとつにジョインツが挙げられる。中部地方発の大規模インドアショーとして産声を上げて年々来場者数を増やし、今年は天気に恵まれなかったにも関わらずナント8500人を記録。終日雨天のなか、昨年の動員数を約500人も更新したこのイベントは、国産外車問わずオールジャンルのカスタムが全国から集い、その範囲は北は北海道、南は鹿児島までとほぼ日本中のショップが一堂に集結。また、スポーツスターが当たる抽選会や名古屋屈指のポールダンサーによるパフォーマンス、実際に走って観衆にアピールするライドインショー、世界最高峰のカスタムバイクの展示など、多くのイベントも実施された。そして今回は外が雨のために会場内は人で溢れ、その熱気がよりこのイベントをヒートアップ。それでは、今や全国有数のカスタムショーに成長したジョインツの模様をどうぞご覧あれ。
ボードトラックレーサーを彷彿とさせる研ぎ澄まされたフォルム。気品漂うテイストは卓越したプロショップの成せる業。
右からCALTRENDマットさん、車坂下MCの野呂さんが共同出展。そして左は、カスタムシート屋スカンクの久保田さん。
福井県高浜の単車乗りの集まりだと言うJACKRINDOW(若輪童)の展示ブースには車両と額装されたアートピースがディスプレイ。
ドラッグレースフリークの大阪FORCEの久保さん。奇をてらわないスタンダードなチョッパーをカラーリングで味付け。
北九州から出展をはたしたINDIAN ORANGEのショベル。マフラーやタンク、各ステーのキメ細かな作り込みが光る。
千葉県柏のA-SYKS MOTOR WORKS田中さんのブランニュー。セブンティーズスタイルを現代の技術で確実に仕上げた一台。
海外のショーにも精力的に出展するCUSTOM WORKS ZON。バイクの雰囲気にバッチリな妖麗GALとセットでプレゼンテーション。
カスタムショーの醍醐味のひとつであるベンダーブース。この手のアイテムが一堂に介すチャンスはショーならではの魅力。
全国のカスタムショーで反核の署名活動を実施。この後も各地を回る予定とのことなのでブースに足を運んでもらいたい。
北海道釧路から遥々エントリーしたニヒルカスタムサイクルズ。見ての通り圧巻のカウルデザインである。
ショップ名の見当たらないブースで仕事をまっとうしていた2名のキャンGAL。未完のバイクにひと際華を添えていた。
大阪/兵庫のカスタムショップGOODSはロングフォーク&ハードテイルTRを展示。タンク裏も丁寧にペイント済み。
埼玉戸田のカスタムショップSTOOP MCのモーリーさんとスタッフの皆さん。同店のブログは全国的に人気を博している。
クラシカルスタイルに仕上げたW650は名古屋モーターロックのマシン。クオリティの高さに定評あるショップの新作だ。
福島県南相馬のDUCK TAILはどこか南国の雰囲気を漂わすロングフォークSRを持ち込んだ。爽やかなカラーリングがポイントだ。
スピード感溢れるフォルムに製作されたカフェレーサーSR。オレンジを基調とし、タンクのシルバー地がアクセントになる。
東京八王子のWEDGE PAINT FACTORYによるXS650。ペイントはおろかマフラーの取り回しやタンクなど見所多数。
執拗なまでの作り込みで各アワードを取得してきた愛知県知多のFREE STYLE。ハーレー以外の国産バイクも守備範囲に持つ。
静岡沼津のMANXMAN GARAGE水品さんの新作は、未完ながら同ショップのテイストが色濃く現れたレーシーなフォルムとなる。
昨年の横浜H.R.Cでデビューを飾った、広島の平和モーターサイクルによるNORTON Model50。その繊細な作りに酔いしれよ。
長野のDOUBLE MOTOR WORKSの超絶マシンである。フルスクラッチの骨格や外装をバランスさせたフォルムはまさに唯一無二。
九州のカスタムショーF.T.Wを主催するZINGY’S浅川さんは全国のショーに出展。このバイタリティがシーンを牽引している。
SRカスタムを得意とする愛知郡のFLAKES CUSTOMSは檻をイメージしてブース展開。外装を始め塗装にも拘った渾身の一台だ。
ハーレーカスタムで知られる新潟のCORE CREWは、バイク全般に対応。W650をベースに同店ならではのチョッパーにメイク。
スタイルが確立されてきた感のある愛知のOLD SPEEDはツインカムをベースに製作。レーシーなフォルムが気分を盛り上げる。
百瀬さん率いる愛知のFEWが手掛けたブランニューショベル。細部に至るまでカチっと作り込んだカスタムが見る者を魅了する。
共同出展の、右からトロフィークロージングの江川さん、名古屋ハーレムストアーの服部さん、UP SWEEP編集長の鶴巻さん。
会場に設けられたPHOTOGRAPH EXHIBISIONの一角。フォトグラファー計4名の作品がディスプレイされた。
鎌倉のSHAFT SILVER WORKSのエレガンスなアイテム群。バイク乗りの視点に立った物作りで、目の肥えたファンを多数抱える。
SHAFTと出展した鎌倉ATELIER CHERRYの水野さん。手掛けるレザーアイテムはバイク業界のみならずファッションシーンも注目。
ハーレーでオフロードスタイルを仕掛けた宮城のASTERISK。この手の斬新な発想こそがバイクシーンの活性化に繋がってゆく。
「PAINT WALL 2012」の招待ペインター、KEN THE FLATTOPは地元横浜から参加。眼前で描かれるピンストライプに自然と人垣が。
MOONEYESはチョッパーとドラッガー2台のCB750を持ち込んだ。ハーレーでなく敢えて国産4発のチョイスが憎い演出。
賑わいを見せていた名古屋バイカーシーンの震源であるVISEブース。代表宮川さんを筆頭にスタッフ皆よく走るバイク乗りだ。
愛知JAM’S GARAGEの新美さんも出展。今年もオールドインディアンで、米国チャボの木村さんとコンビで大陸出走に参戦。
SR好き3兄弟が営む、山口輪業の一台。狙い通りのボリュームを出すべく、シートカウルはジェッペルを加工して装着される。
福岡県飯塚のFRONTIERはBRIDGEとのコラボショベルをドロップ。代表浜田さんによるメタルワークがいかんなく発揮された一台。
ショーのたびにカスタムシーンへ衝撃を与えるJENE CHOPPERS。高度なスキルは言わずもがな、その独創力や引き出しの数は圧巻。
横浜H.R.Cにも出展された栃木宇都宮のREADY MADEによるトライアンフ。コンパクトなフォルムは街乗りでこそ真価を発揮する。
カスタムペインター、シェイキン清水さんはオーダーのペインティングで終日大忙し。ディスプレイされた作品群も必見だ。
メタルファブリケーション専科、千葉のOUTCASTが手掛けたオフローダーショベル。玄人をも唸らす鈑金加工技術の数々が潜む。
安定感抜群の三重県GRAVEL CREWのW。コンパクトなプロポーションに、一点ずつ手間隙掛けて仕上げた外装パーツが融合。
ライドインショーの舞台裏。出番を待つ各ショップのライダーを、主催者がスムーズかつスピーディーに取り仕切っている。
ライドインしたライダーをMCの恩田さんが小気味良いテンポでインタビュー。オーディエンスをおおいに盛り上げていた。
ポップなカスタムで広く知られるYELLOW MCのナックルヘッド。外装のグラフィックは3Dオーナメントになっている。
人で溢れた会場内でも密集率の高かったベンダーブース。掘り出し物やSALE品など、カスタムショーならではの特典が満載。
MACKの250TR。リジッドフレームに載せ換え、外装はほぼすべてワンオフで製作。作り手のコダワリが凝縮したマシンだ。
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