掲載日:2015年08月11日 トピックス
写真・文/STREET RIDE編集部
スネークモータースのレディースユニット『CLIP』(クリップ)のメンバーとして、バイクのイベント会場やサーキットなどで同メーカーを華やかにサポートする愛さんは、オーストラリア留学経験を持つ大学生でもある。高校時代には原付に乗っていたことから数年ぶりのバイク復帰ではあるが、範疇こそ原付なれどオートバイとしての操作感やトルクをしっかり味わえるteke tekeは、「思い描いていたよりも面白い!」と愛さんに言わしめる仕上がりとなっている。
これまでバイクというカテゴリーそのものと縁が薄い日々を送ってきた彼女だが、この『CLIP』のメンバーに選ばれてから、生活が大きく変わったと話す。
「FacebookやInstagramを愛用しているんですが、バイクの写真をアップすると、普段とは違ったバイク好きの人からの反響が大きくて、“すごい、バイクに興味を持っている人ってこんなにいるんだ”って驚かされて、それからバイクに対する見方が変わったんです」
それまでは、「バイク=男の子の乗り物」というイメージが強かった。しかし実際のイベント会場では女性ライダーの姿も多く見られ、「自分なりに楽しめるバイクの世界があるんだ」ということを知った。teke tekeを選んだのも、自分なりのバイクの楽しみ方にマッチしていたモデルだったからだと言う。
「やっぱり見た目の可愛さが一番で、“ファッションも一緒に楽しめる街乗りバイク”なところが気に入っています。女の子でもラクに乗れるほど軽いですし、何よりレトロ感満載なデザインがイイですよね」
teke tekeと始まったバイクライフ、最近はもっぱら表参道や青山といった人気のファッションストリートへと出かけている。一方、「家に一日中いたら頭が痛くなっちゃう」というほどのアウトドア派な彼女は、ツーリングへの興味が沸き上がってきているという。
「友だちとキャンプしに行ったり、遠くへ旅に出たりするのが好きなんで、バイクって選択肢を知ったらやっぱり遠出しちゃいたくなりますよね(笑)。teke tekeで遠出となるとちょっと厳しそう……。そんなことを考えていると、大きなバイクに乗るための免許が必要だなーって。今は妄想がとまらない感じです(笑)」
今なお『CLIP』としての活動を続ける愛さん。スネークモータースから始まったバイクライフは、ますます広がっていくことになりそうだ。
リジッドフレームの原付というK-16にサイケレトロデカールでデコラティブしたユニークなバイク、teke teke。クラッチレスの排気量50ccというモデルで、他に125ccモデルも用意されている。どんなファッションにも映えるレトロ感が大きな魅力だ。
クラシカルなイメージを持つワイドなハンドルバーは操作性もバツグン。キャラメルカラーのグリップも雰囲気を演出する重要なアイテム。
バックスキンとされるシングルシートを支えるのは、クラシカルながらしっかりとした性能を持たせた2本のスプリング。リジッドだと感じないほど快適だという。
フレームのラインに沿った独特のデザインとされる容量4リットルのフューエルタンク。面積が大きいのでデカールが映える。
スパルトテールランプと一体化したリアフェンダー。リアタイヤのラインを損ねないつくりに、ディテールにかける情熱を感じる。
「髪型が崩れにくい」というアドバンテージからチョイスした半キャップを使用。ステッカーでのデコレーションなど可愛く仕上げていきたいそうだ。
ROCKERSの文字が目に飛び込む『ACE CAFE LONDON』ネオプレーングローブ。ちょっとアウトローなイメージのグラフィックがお気に入り。
「暑さもありますが、せっかくバイクに乗るんだからダイレクトに風を感じたい」と、今はもっぱらTシャツだけで乗ることが多いという。
腰下をキュッと引き締めるダークなパンツ&ブーツでまとめる。今度はファッションのバリエーションも増やしていきたいと語る。
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