【ガールズライダー紹介】CHI-さん / 1966 トライアンフ TR6

掲載日:2013年10月10日 トピックス    

写真・文/COLORS(大本菜津子)

CHI- / 1966 TRIUMPH TR6

つながりで作りあげた
世界にたった一台のバイク。

ひと際目を引くスタイリングで会場内でも注目を集めていた、今年のJOINTSカスタムバイクショーにエントリーしていたこちらの車両。オーナーのCHI-さんはこのトライアンフが初めてのヴィンテージバイクだと言う。さて、一体どのようにしてこの車両に辿り着いたのだろうか。

19歳で中型免許を取得し、これまでにグラストラッカーやSRなど4台のバイクを乗り継いできた彼女。その後どうしてもトライアンフが欲しくなり、大型免許を取得。昔からの友人で、CHI-さん好みのスタイルをよく知る「ベリーバッズ」代表の杉本氏に依頼することとなった。

このバイクのカスタムに携わったのは合計7人。車両を担当した杉本氏を始め、ペイント「ストゥーピットクラウン」、シート「ラズルダズル」、ステー「TSUNE」、プライマリーケース「エキセントリック」、タンクバンド「ゴーストフラッグ」、ゼッケンプレート「デトロイトディーゼル」と錚々たるメンバーが参加。CHI-さんのために、友人たちが皆力を合わせて作りあげた一台なのである。

「最初に全体をボバーっぽい雰囲気にして欲しいって言ったんですよ。後はみんなのセンスにオマカセしました。きっと最高の一台を作ってくれると思ってたから。けどこんなにカッコ良く仕上げてもらって本当に大満足! 想像以上です!」。これまでバイクで出かけるときは街乗りばかりだったというが、今はロングツーリングの計画も立てている様子。「今年は北海道にも行きますよ~!」と、これから始まるトライアンフとの生活を笑顔で語ってくれたCHI-さんであった。

トラのペイントを施したタンクは、バランスの取れた女性らしいカラーリングで整えている。

トラのペイントを施したタンクは、バランスの取れた女性らしいカラーリングで整えている。

デザイン性のあるドリルド加工でフットコントロール周りにもアクセントを付け足した。

デザイン性のあるドリルド加工でフットコントロール周りにもアクセントを付け足した。

ラズルダズルが製作したタックロールのサドルシートは肉厚で座り心地も良い。

ラズルダズルが製作したタックロールのサドルシートは肉厚で座り心地も良い。

ステーやサイドのプレートなど細かいパーツへの作り込みにもこだわっている。

ステーやサイドのプレートなど細かいパーツへの作り込みにもこだわっている。

グラッドハンドのヘルメットとバイキングのゴーグルはバイクとの相性も◎。

グラッドハンドのヘルメットとバイキングのゴーグルはバイクとの相性も◎。

バイクに乗るときはラフな服装のCHI-さん。気軽にTシャツで街乗りをこなす。

バイクに乗るときはラフな服装のCHI-さん。気軽にTシャツで街乗りをこなす。

アクセサリーが好きで、気付けばたくさん付けているのだとか。

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履き慣れたエンジニアのショートブーツはお気に入りのアイテム。

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