HONDA V4 MACHINES CATALOG 01/ホンダ・スポーツモデルのもうひとつの軸、V4

掲載日:2018年10月19日 トピックス    

写真・文/ロードライダー編集部 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事は「ロードライダー vol.402」に掲載された内容を再編集したものです。
※スペックは基本的に国内仕様のものを表記。
※価格はいずれも発売当時のもので、消費税導入以降は当時の税率による消費税込みとしています。

レースベースでありつつ
高付加価値も持たせた限定仕様の“サンマル”

VFR750F(RC24)を展開する一方でレースベースとしての要求も高まり、それを受けて“プライベーターでも上位を狙えるような車両を”と作られたRVF750レプリカがVFR750R(RC30)だ。

エンジンは国産市販車初のチタンコンロッドや直打化したバルブ、カムのボールベアリング支持(両端ボール/中央ニードル)に水冷オイルクーラーや6速クロスミッション、180→360度クランクなど一新。車体側もφ43mmフォーク(市販初のカートリッジ式)やクイックリリースアクスル、片持ちプロリンクサスのプロアーム等を採用。排気系は左出しだ。

1987年/VFR750R(RC30)

HONDA V4 MACHINES CATALOG 01/ホンダ・スポーツモデルのもうひとつの軸、V4

“サンマル”ことRC30は日本では限定1000台/148万円。その後しばらく輸出仕様として供給され、トータルで3000台近くが世に出たという。その後1994年にはレースの規定がTTF-1→750ccスーパーバイクへ移行したのにともない、そのベースとなる後継機、RVF/RC45が登場。燃料供給はPGM-FIとなりφ41mm倒立フォークやABSカウル等も採用、ホイールは3.50-16/6.00-17。初年度限定200台/200万円だった。

1994年/RVF/RC45

HONDA V4 MACHINES CATALOG 01/ホンダ・スポーツモデルのもうひとつの軸、V4

水冷4ストDOHC4V90度V型4、748[749]cc 70.0×48.6 [72.0×46.0]mm、圧縮比11.0[11.5]:1、最高出力77ps/9500[11500]rpm、最大トルク7.1kgf・m/7000[5.7/7000]rpm、変速機6段 ●サイズ:2045×700×1100[2110×710×1100]mm 軸距1410mm、乾燥重量180[189]kg、タンク18.0L、シート高785[770]mm、キャスター24度50分[24度30分]、トレール91[92]mm、タイヤ:120/70-17・170/60-18[130/70-16・190/50-17] ●価格148万[200万]円 (VFR750R国内仕様のデータ。[ ]は同じくRVF/RC45)

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